インタフェース
メインインタフェース
Stata 12の操作画面は刷新され、データの管理がより簡便に行えるようになりました。右下に位置する属性ウィンドウがそれです。それを用いることによって、変数名、ラベル、値ラベル、注釈、形式、記憶型を含む変数の管理が行えます。
強化版データエディタ
新しいメインインタフェースと同様、データエディタにも変数ウィンドウと属性ウィンドウが加わりました。それらを使うことによって変数の管理、具体的には名称変更、ドラッグ・アンド・ドロップによる順序変更、形式変更、型の設定、注釈の追加、等の操作が行えます。また新たなクリップボードプレビューツールを使うと、貼付け前の生データの内容を確認することができます。Edit > Paste Specialと操作してください。
新ビューワ
Stataのヘルプシステムやログファイルを見る際、あるいはStataの改訂を行う際に使用するビューワが刷新されました。新たにDialog, Also See, Jump Toというメニューが追加されました。またタブがサポートされたので、単一ウィンドウ内に複数のヘルプファイルやドキュメントを開くことができるようになりました。
その他
メモリ管理が自動化されました。
Excelファイルのインポート/エクスポートが可能になりました。また、インポートプレビューツールを使うと、インポートに先立ち、データの内容を確認したり調整を加えたりすることができます。
数式ビルダからパラメータ推定値、応答結果、マクロ等へのアクセスが可能になりました。このためnlcomやtestnl用の数式を作ることができます。
Windows版Stataで結果(ログファイル)やグラフのPDFへのエクスポートがサポートされました。またMac版Stataと同様のファイル・ドラッグ・アンド・ドロップがWindows版Stataでも可能になりました。
Mac版Stataのインタフェースは統一されたため、ウィンドウの消滅といった事態は解消されました。またジェスチャサポートも加わったため、フォントサイズの変更や前方/後方への移動が容易になりました。また、グラフウィンドウやDoファイルエディタがタブ化されました。Doファイルエディタには構文強調表示とブックマークの機能が加わりました。
タブ化されたDoファイルエディタはWindows版やMac版と同様、Unix版Stataでもサポートされました。
Stata 12で追加された新機能の詳細についてはこちらを参照ください。
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