地下水流解析(GMS)、地表流解析(SMS)、水理水文解析ソフトウェア(WMS)は、水資源を管理するためのソフトウェアです。グラフィカルなインターフェースでモデルを構築し、各種シミュレーションを実行できます。
Groundwater Modeling System (GMS)は、地下水流解析、斜面安定解析、土壌中の汚染物質移動解析を行うことのできるソフトウェアです。MODFLOWや MT3DMSをはじめとする様々な解析モデルを実行することが可能です。
Surface-water Modeling System (SMS)は、沿岸・港湾流域の波浪変形計算、波浪推算、高潮解析、海域流動解析、河床変形解析、土砂流出、河床変動、ダム堆砂、土石流、海浜変形の計算など、河川や海洋・海岸に関する水理モデリングを行うことができるソフトウェアです。
Watershed Modeling System (WMS)は、降雨流出解析、都市流出解析、分布型水文解析、暴風雨水解析、洪水頻度・ピーク流量解析、貯水池水質解析、洪水解析のためのモデルを用いて、河川流域の水文・水理解析を行うことができるソフトウェアです。
各ソフトウェアは、GISデータからのモデル構築に対応しています。国土地理院のWEBページで公開されている各種データもご利用いただけます。
基盤地図情報数値標高モデル(国土地理院)を加工して作成
開発元のAquaveo社は、1985年に米国Brigham Young大学の研究室で発足しました。土木工学の知見と高品質のソフトウェアで水資源の管理をサポートし続け、現在では120以上の国で12,000以上のコンサルティングファームや大学、政府機関に導入されています。