自動メモリ管理機能 -Automatic memory management-

自動メモリ管理機能によりset memoryを使う必要はなくなると共に、メモリ不足を訴えるメッセージに遭遇することもなくなります。Stata 12ではその時々のニーズに応じてメモリ所要量を自動的に上下させます。

古いdoファイル中にset memoryが含まれていても無視されるので問題はありません。

新たなメモリ管理機能は調整可能です。Stataが使用できる最大メモリサイズを設定できます。あるいはそれ以下に落としてはならないという最小メモリサイズを設定できます。またメモリが解放できることがわかった後、どれだけの時間がたってから実際にメモリを解放するかも制御できます。メモリ使用量が落ちた後に再び増大に転じるということはたまに起ることなので、解放を少々遅らすことによって性能を改善することができます。他のユーザのことを考慮し、即座にメモリを解放するのも良いでしょうし、我を通して30分保ち続けることも可能です。デフォルトでは1分後に解放されることになります。

新たなメモリ管理機能はテラバイトのメモリに対応できるように設計されています。2011年6月の時点で既に2TBのメモリを持ったコンピュータが発表されており、1TBのメモリを持ったコンピュータは出荷されようとしています。

Stata 12で追加された新機能の詳細についてはこちらを参照ください。

'Stata is a registered trademark of StataCorp LLC, College Station, TX, USA, and the Stata logo is used with the permission of StataCorp.'

Stata is a registered trademark of StataCorp LLC, College Station, TX, USA, and the Stata logo is used with the permission of StataCorp.

page_top_icon