EViews8
EViews8の新機能
EViews8では広範囲に渡って機能が変更・改良されました。
以下ではEViews8で最も重要な新機能の概要を説明しています。
各項目のリンクをクリックすると詳細ページが開きます。
※無料アップデートのEViews8.1の新機能についてはこちらのページをご覧ください。
1. パフォーマンス
- 64bit版対応になり、大容量のデータセットに対応
2. インタフェース 詳細ページへ
- ダイアログ編集フィールドの拡張
- ワークファイルの詳細情報
- ワークファイルの比較
- オブジェクトのリンクと埋め込み (OLE)
3. データハンドリング 詳細ページへ
- 複数スプレッドシート編集ツール
- グループ比較ツール
- 日付対応のデータテーブルのサポート
- Excel .XLSXファイルサポート
- 転置してからのデータインポート
- オブジェクト属性のカスタマイズ
4. グラフ、テーブル、スプール
- スライダバーでグラフの表示範囲をインタラクティブ変更
- グラフオブジェクト上での実線、矢印の描画をサポート
- 散布図上でのユーザ定義フィット直線
- グラフ、テーブル、スプールをPDF形式で保存でき、さらにテーブルは拡張メタファイル形式での保存可能
5. 計量経済学と統計学
5-1. 計算機能
- ETS(Error-Trend-Seasonal exponential)平滑化(Hyndman et al.,2002 and Hyndman et al.,2008).
- センサスX-13
- パネルシリーズの共分散
- パネルシリーズの主成分分析
5-2. 推定
- スイッチング回帰(外生/マルコフ)
- ベイジアンVAR(BVAR)
- 堅牢な最小二乗法
- ブレークポイント回帰
- ヘックマンの選択モデル
- パネル共和分推定
- ユーザ定義の最適化
5-3. 検定と診断
- 複数のブレークポイントに対する検定(Bai-Perron検定など)
- パネル系列相関の検定
- パネルの因果性検定
- GLMモデルにおける不均一分散および系列相関(HAC)の検定
- WhiteまたはHAC共分散行列を用いて推定したモデルにおいて堅牢なワルド統計量を算出(定数項を除く)
6. モデル
- データ編集機能の改良
- 解の比較ツール
- マクロモデル用のコマンドを拡張
7. プログラミングサポート
- ユーザ定義オブジェクトのカスタマイズ機能の拡張
- プログラムエディタと実行機能の拡張
- 新しい関数とコマンド