EViews8
インタフェースの更新
より効率的な操作性を目指し、EViewsのインタフェースを改良しました。主な改良点を次に示します。
ダイアログ編集フィールドの拡張
編集フィールドにスマート自動入力とウィンドウの拡張機能を追加しました。
スマート自動入力とは、ダイアログにオブジェクト名のリストを表示する機能で、目的のオブジェクトを選択することによって、ダイアログに自動入力できます。
ウィンドウの拡張機能とは編集フィールドをダブルクリックするか、または右クリックのExapndコマンドにより、より大きな編集フィールドのウィンドウを開く機能のことです。大きなウィンドウを利用すれば情報の入力も簡単になります。
ワークファイルの詳細情報
ワークファイルの詳細ビューの表示方法を改良しました。通常のオブジェクトアイコンベースの表示とは別に、Details +/-ボタンを利用してより詳細なワークファイル中の情報を簡単に切り替えることができるようになりました。
詳細ビューの場合、個別の情報を列ごとに表示でき、さらに、その見出し(列名)部分をクリックして並べ替えることもできます。 列幅を変更する時はドラッグを利用します。 列を非表示にする場合は、目的の列を右クリックしてRemoveコマンドを選択します。
ワークファイルの比較
異なるワークファイルの内容を簡単に比較できるようWorkfile Compareとう機能を追加しました。開いているファイルの他に、目的のワークファイルを選択すれば、それらの含まれる全てのオブジェクトの差異に関する情報を画面表示します。
オブジェクトのリンクと埋め込み (OLE)
OLEによりEViews 8で作成し、他のアプリケーションに貼り付けたデータやグラフを自動更新させることができます。
OLEを利用してEViewsオブジェクトを他のアプリケーションに貼りけることで、両者の間にリンクを作成できます。このリンクにより、EViews側での変更点はダイナミックに相手側のアプリケーションに反映されます。埋め込みという方法でリンクを作成しておくと、アプリケーション側で必要に応じてデータやグラフを編集することもできます。