EViews8
EViwes8.1の新機能
EViews 8のパッチのEViews 8.1がリリースされました。EViews 8から無料でアップデート可能です。EViews 8.1はEnterprise版用に新しい機能を追加しました(Standard版への機能追加は少ししかありません)。これまで直接、接続できなかった商用データデータベースをサポートし、ユーザ定義によるデータベース接続機能を拡張しました。
アップデート方法 -インターネットに接続できる場合-
- Auto Updateオプションが有効になっている場合は、起動時に自動的に8.1にアップデートされます。
- Auto Updateオプションが有効になっていない場合は、EViews メインメニューから Options : EViews Auto-Update from Web : Check now と選択するとアップデートすることができます。
アップデート方法 -インターネットに接続できない場合-
- インターネットに接続している別のPCで下記Webページにアクセスします。
http://www.eviews.com/download/download.html - EViews 8.1のパッチファイルを任意のフォルダにダウンロードします。
(予めインストールしているEViewsが32bit版か、64bit版か確認しておき、該当するパッチファイルを選択してください) - ダウンロードしたファイルをEViews 8をインストールしているPCの任意のフォルダにコピーし、ダブルクリックして実行します。
- 画面の指示に従って、パッチの実行を行ってください。
完了後、EViewsを起動するとEViews 8.1として起動します。
新機能
EViews 8と8.1を比べた場合の新機能を次に示します。EViews 7とEViews 8の機能の違いについては、EViews8の新機能のページをご覧ください。
- 新しいメッセージシステム
- ブルームバークデータベースのサポート
- EIAデータベースへの接続
- EViewsデータベース拡張インターフェース(EDX)
- EViewsデータベースオブジェクトライブラリ(EDO)
1. 新しいメッセージシステム
EViews起動時に新しいパッチプログラムやアドインのリリースを知らせるメッセージを画面右隅に表示します。システムを管理する上で重要な情報をお知らせします。メッセージの表示が気になる場合は、表示/非表示の設定や、重要なメッセージだけを表示するように設定を変更できます。
設定変更はOptions->General Options->Environment->Startupで行います。
2. ブルームバークデータベースのサポート
世界的にも利用者の多いブルーバーグデータベースのアカウントを既に持っている場合、EViews8.1から直接、データの検索とインポートが可能になります。
3. EIAデータベースへの接続
米国エネルギー省情報局の提供する無料のEIAデータベースへのアクセスをサポートしました。EIAデータベースには多くのマクロ経済変数と、エネルギーセクタのデータは用意されています。
4. EViewsデータベース拡張インターフェース(EDX)
一般に公開されているデータベースや、独自に作成したデータベースから、EViewsにデータを自動的に取り込むことのできるようする開発ツールとしてEDXを用意しました。
5. EViewsデータベースオブジェクトライブラリ(EDO)
EViewsの別ファイルの中に保存されているデータを、既存の機能であるデータベースマネージャとデータベースオブジェクトを利用して、簡単に操作できるようにするEDOライブラリを新たに用意しました。このライブラリを利用して、EViewsを起動するたびに、常に最新のデータを読み込むようにすることも可能です。