周期表の作成
Origin/Proでは、各元素単体の融点や沸点、電気陰性度等の特性データを使って塗り分けた周期表を簡単に作成できます。この動画では、拡張テンプレートを使用した周期表の作図と編集の操作について、グラフ内のフォントを一括で変更する操作も併せてご案内しています。
※字幕付き動画(音声なし)
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操作方法
- サンプルデータのように、各元素の単体の融点を色で表現した融点周期表を作成します。ここでは、融点データを使用して塗り分けていますが、沸点や電気陰性度等の特性データで塗ることもできます。
- まず、周期表用のグラフテンプレートをダウンロードします。ワークブックウィンドウをアクティブにして、「作図:テンプレートセンター」を選択します。
- テンプレートセンターが開いたら、検索バーに「周期」のように語句に入力し、検索します。
- 「周期表」テンプレートの「Download&Install」ボタンをクリックしてインストールします。インストールが完了したら「閉じる」をクリックして「テンプレートセンター」を閉じます。
- 各元素の配置を列と行で指定しているA、Bの列選択します。
- インストールしたテンプレートは、「作図」メニューの「拡張テンプレート」から利用できます。「周期表」を選択すると、塗り色なしで作図されます。作成されたワークブックに色塗り用データを入力するよう、メッセージが表示されます。
- 作成されたワークブックのE列に色塗り用の融点のデータをコピー/貼り付けします。グラフが更新され、各元素単体の融点の値に応じて塗り分けられました。
- 塗り方を編集するには、ダブルクリックして「作図の詳細」ダイアログを開きます。
- 「カラーマップ」タブで「レベル」をクリックし、塗り分けの範囲の「終了」を4000に変更します。
- 「増分」を選択して、値を200にすることで200毎に色が変化する設定にできます。「OK」をクリックして「作図の詳細」ダイアログに戻ります。
- 塗り色を変更するために「色塗り」をクリックし、「パレット選択」で「Temperature」を選びます。「OK」をクリックし、「作図の詳細」ダイアログでも「OK」をクリックすると設定が適用されます。
- 色スケールをダブルクリックして編集します。左パネルでラベルを選択して「カスタムフォーマット」を「.0」に変更して小数点以下を表示しない設定にします。
- 左パネルで「レベル」を選択し、「主目盛を表示」を「全レベルの一部」にします。
- 「レベル数ごとに主目盛を表示」を「2」にして、1つ置きに主レベルを表示する設定にします。「適用」ボタンをクリックすると適用されます。「OK」ボタンをクリックして閉じます。
- グラフウィンドウの上端にマウスカーソルを移動し、カーソル表示が変わったら、クリックしてミニツールバーの「ページタイトルの追加」ボタンをクリックします。
- タイトルが表示されたら、ダブルクリックしてタイトルとして「Periodic Table - Melting Point」を入力します。
- タイトルを選択して上部のツールバーの「フォントサイズ」ドロップダウンでサイズを「16」に変更します。
- グラフ上のフォントを一括変更します。「環境設定:テーマオーガナイザ」を選択します。
- リストの下の方にある「Times New Roman Font」を選択して、「今すぐ適用」ボタンをクリックします。グラフ内の文字のフォントがすべて変更されました。「閉じる」をクリックしてダイアログを閉じます。