Origin: 動画で学ぶ操作方法
グラフ作成 Part 2 (Creating a Graph:Part 2)
概要 | Part2では、 グラフへの図の追加を行う「作図のセットアップ」の機能の紹介します。また、グラフテンプレートのカスタマイズ、保存し、そのテンプレートを使ってグラフを作図する方法も紹介します。 |
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Part 1 > Part 2 |
右下のボタンで画面を大きくし、で解像度720の設定にしてご覧いただくことをお勧めします。
イントロ
グラフをグループ化するだけでなく、作図のセットアップダイアログボックスはグラフの作成、図の種類の編集、グラフへの図の追加・グラフからの図の削除、またプロット範囲の編集などを含む、さまざまな設定をすることができます。
作図のセットアップを使用して図を作成する
パート1で使用したワークシートの操作を続けましょう。
- 何も選択せずに、作図メニューからグラフの種類を選択します。
[何も選択しないので、ワークブックの灰色のところをクリックします。メニューの作図:複合図:四区分を選択します。] - プロットしたいデータを選択するための作図のセットアップダイアログが開きます。右クリックからパネルを縮小し、このボタン
でダイアログのパネルを全て開きます。
- Shiftキーを押しながらすべてのワークシートを選択します。
[上パネルのすべてのワークシートを選択します。] - 中央のパネルでは、3つのワークシートの共通の列が表示されています。今回の場合、3つのシートは同じ列名で似たようなデータを持っているので、作図可能な列リストを表示するためにこの矢印ボタン
をクリックします。このモードではXとYを指定するチェックボックスにチェックを付ける必要がなくなるので簡単です。
[ダブル矢印ボタン をクリック] - 下のパネルで、レイヤ1を選択します。そこに、データプロットを追加することができます。
- 中央のパネルからDelta
Temperature列を選択して追加ボタンをクリックします。Step3ですでに3つのワークシートを選択しているので、3つの各ワークシートからDelta
Temperature列がレイヤ1に追加されます。
[真ん中のパネルからDelta Temperatureを選択し、追加ボタンをクリック] - この操作を繰り返し、レイヤ2にはMagnetic
Field列を、レイヤ3にはPosition列をそれぞれ追加します。
[レイヤ2を選択し、真ん中のパネルからMagnetic Fieldを選び追加ボタンを押します。レイヤ3を選択し、真ん中のパネルからPositionを選び追加ボタンを押します。] - 各レイヤ内で、3つのデータプロットが自動的にグループ化されます。OKをクリックしてグラフを作成します。
グラフテンプレートのカスタマイズと保存
これまでの三重Y、折れ線、四区分の例では、組み込みテンプレートを指定してグラフを作成しました。もし最適な組み込みグラフテンプレートが見つからなかった場合は、自分自身のテンプレートを作成、保存し、あとから似たようなデータに使用することができます。
操作を続けましょう。
- 空のレイヤがあるので削除します。空のレイヤを選択し、キーボードのDeleteキーを押します。
- 残ったレイヤをアレンジしたいので、グラフ操作メニューからレイヤ管理ダイアログを開きます。
- 配置タブで列数を1に、行数を3に設定します。軸フレームの表示チェックボックスにチェックを入れ、間隔(ページ寸法の%)ブランチを開き、垂直ギャップを0にします。適用をクリックし、効果を見ます。OKをクリックし、ダイアログを閉じます。
[配置タブで、列数を1に、行数を3にし、軸フレームの表示チェックボックスにチェックを入れ、間隔(ページ寸法の%)ブランチを開き、垂直ギャップを0にします。適用をクリックしてからOKをクリックします。] - ページの向きを変更します。ファイルメニューのページの設定から縦を選択します。
[メニューのファイル:ページの設定から縦を選択しOKをクリック] - 軸のタイトルをきれいに並べましょう。Shiftキーで3つを選択し、オブジェクト操作ツールバーで左揃ボタンを押します。
- また凡例も編集しましょう。ワークシート名を凡例にしたいので、このチュートリアルのパート1で設定したものを使用します。凡例もそろえましょう。
これでグラフの編集は完了です。このテンプレートを後で使うため保存します。
- ファイルメニューのテンプレートの新規保存を選択します。テンプレート名のところにmyPAN3と入力し、OKをクリックして保存します。
- 保存すると、どこに保存したかが書かれているこのメッセージが表示されます。
保存したカスタムテンプレートに作図する
- ワークブックに戻りましょう。作図メニューからテンプレートライブラリを開きます。
- グラフ、ワークブック、行列テンプレートを含むOriginのすべてのテンプレートがここにリストアップされます。もちろん先ほど作成したテンプレートも含まれています。
[メニューから作図:テンプレートライブラリを選択。グラフテンプレートのUserDefinedを開き、mypan3を選びます。] - 作図のセットアップボタンをクリックします。選択したテンプレートを使用してグラフを作成するための作図のセットアップダイアログが開きます。
- 上のパネルからすべてのワークシートを選択します。
- 中央のパネルの"Delta Temperature"列を選び、レイヤ1に追加ボタンで追加します。
- レイヤ2を選択し、中央のパネルの"Magnetic Field"列を選び追加ボタンで追加します。
- レイヤ3を選択し、"Position"列を選び追加ボタンで追加します、OKでダイアログを閉じます。
- 保存したテンプレートに従って、作図されました。
これでこのチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。