Origin: 動画で学ぶ操作方法
Excelファイルの操作 Part 3 (Working with Excel)
概要 |
Originのウィンドウの中に直接Excelのワークブックを開くこともできます。 |
サンプルデータ(Excel Data.xls)をダウンロード | |
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Part 3: Originの中に直接Excelを開く
イントロ
Excelファイルの操作のパート3ではOriginの中に直接Excelを開く方法を紹介します。外部Excelファイルにデータを保持しておく必要がある場合に、単純にExcelウィンドウとしてOriginの中にファイルを開いてデータを扱うことができます。
Origin内でExcelを立ち上げる
- ファイルメニューからExcelを開くを選びます。サンプルファイルの1つを使用します。
- Origin内でExcelワークブックとしてExcelファイルを開くと、Microsoft ExcelのOLE インスタンスが立ち上がります。
Excelワークブックのデータを使って直接作図することができますが、3Dグラフや分析機能は使用できません。
Excelウィンドウがアクティブのとき、Originのメインメニューは異なる項目になります。いくつかはExcel特有のメニューになります。作図メニューはOriginのメニューですが、Excelツールバーもあります。
Excelデータでグラフの作成
- Excelデータの範囲を選択して、右クリックでセルの書式設定を選びます。開いたダイアログで、データの種類が日付になっていることを確認します。
- 次に、Originの作図メニューから複合図:二重Y軸グラフを選択します。
- 作図データの選択ダイアログが開きます。
- 現在のExcelワークシートの選択をXデータとします。そしてB3からB26をYデータとします。もし複数列を作図したい場合はShiftキーを押して選択しなおしてから、Yに割り当てます。
- ここでは、複数選択があるので、作図先を単一レイヤから複数レイヤに変更します。
- 作図をクリックすると、二重Y軸グラフが作成されます。
ダイアログを開いたままにしておくと、既存のグラフに新しいデータを追加することができます。 - 今回はこのまま終了したいので閉じるをクリックします。
デフォルトでは、OriginはX軸の目盛ラベルに年月日のフォーマットで表示しています。X軸をダブルクリックするとX軸ダイアログが開きます。スケールタブで 「から」と「まで」の値を1970/1/1と2000/1/1に変更し、軸目盛のラベルタブでは表示フォーマットを年のみに変更することができます。
凡例のあるグラフの組み合わせ
2つの凡例のあるグラフができました。
- これらを組み合わせるために、凡例を右クリックしてオブジェクトの表示属性を選択しプロパティを開きます。
- ここではシンボルと1番目のレイヤからのテキストを特定することができます。再度確認しますが、1番目レイヤが最初のデータプロットです。
- これをコピーして、2番目のレイヤに変更します。
- 各レイヤにはデータプロットが1つしかありません。凡例を組み合わせます。
- これは削除してしましましょう。
これでこのチュートリアルのPart 3は終了です。続いてPart 4をご覧ください。