グラフテンプレートを使った作図方法
"originpro"パッケージを使えばグラフテンプレートを使った作図もできます。ここでは通常のグラフテンプレートを使った作図、クローンテンプレートによる作図、ワークシートに埋め込まれたグラフへの作図をご紹介します。
Pythonコードの実行方法は下記リンクを参照してください。
Pythonを使ったグラフ作成については下記リンクでもご紹介しております。
"originpro"パッケージを使えばグラフテンプレートを使った作図もできます。ここでは通常のグラフテンプレートを使った作図、クローンテンプレートによる作図、ワークシートに埋め込まれたグラフへの作図をご紹介します。
Pythonコードの実行方法は下記リンクを参照してください。
Pythonを使ったグラフ作成については下記リンクでもご紹介しております。
originproパッケージを使って、グラフテンプレートで作図するサンプルです。
グラフテンプレートで作図する場合は、あらかじめ作成したグラフテンプレートを指定することで、テンプレートに沿ったグラフが簡単に作成できます。
# 通常のグラフテンプレートで作図する場合
import originpro as op
import os
#Pythonファイルがあるフォルダパスを変数に格納
working_folder = os.path.dirname(os.path.realpath(__file__)) + '\\'
#新しいワークブックを作成
wks = op.new_book('w', hidden = True)[0]
#作成したワークブックにさきほどのworking_folder内のdataフォルダにあるxyz.csvファイルをインポートする
wks.from_file(working_folder + 'data\\xyz.csv', False)
#使用するグラフテンプレートのパスを変数に格納
tmpl = working_folder + 'templates\\contour_template.otpu'
#さきほどのグラフテンプレートを指定して新しいグラフを作成する
gr = op.new_graph(template = tmpl)
gr[0].add_plot(wks, coly = 1, colx = 0, colz = 2)
gr[0].rescale()
クローンテンプレートの場合には、具体的な列やデータを指定する必要はなく、ブックやシートがアクティブになっていれば自動的に、テンプレート元のデータと同じ場所や同じロングネームを持つデータを参照してグラフを作成します。Pythonで記述する場合でもテンプレートを指定するのみでグラフが作成できます。
import originpro as op
import os
#Pythonファイルがあるフォルダパスを変数に格納
working_folder = os.path.dirname(os.path.realpath(__file__)) + '\\'
#新しいワークブックを作成
wks = op.new_book('w', hidden = True)[0]
#作成したワークブックにさきほどのworking_folder内のdataフォルダにあるclonable.csvファイルをインポートする
wks.from_file(working_folder + 'data\\cloneable.csv', False)
#グラフテンプレートのパスを変数に格納する
tmpl = working_folder + 'templates\\cloneable_template.otpu'
#クローンテンプレートの場合、アクティブなワークブックでテンプレート元のグラフと同じ場所や
#同じロングネームのついたデータを参照して自動的に作図するのでテンプレートだけ指定して作図
wks.plot_cloneable(tmpl)
ワークブックに埋め込まれたグラフの場合、ワークブック上のデータを参照してグラフを作成するようにテンプレートを作成していればワークブック上のデータを埋めるだけで自動的にグラフが作成できます。
import originpro as op
import os
import random
#Pythonファイルがあるフォルダパスを変数に格納
working_folder = os.path.dirname(os.path.realpath(__file__)) + '\\'
#埋め込みテンプレートのパスを変数に格納
tmpl = working_folder + 'templates\\embedded_template.ogwu'
#テンプレートを指定してワークブックを読み込み
bk = op.load_book(tmpl)
wks = bk[0]
#ワークブックにデータを入力
for i in range(9):
list = [random.gauss(50, 5) for j in range(16)]
wks.from_list(int(i), list)
#ワークブックからグラフを分離して、グラフをアクティブにする
bk.unembed_sheet(1)
op.find_graph()[0].rescale()
bk.show = False
"originpro"パッケージに導入されているクラスの一覧やリファレンスは下記リンクから確認できます。