Origin: 動画で学ぶ操作方法
記述統計 Part1
| 概要 | Originでは、ワークシートに入力されたデータの各種統計値を簡単に調べられます。このチュートリアルでは、度数分布の求め方、平均、中央値、標準偏差などの記述統計量を出力する方法を紹介します。 | 
| サンプルデータ(automobile.dat)をダウンロード | |
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Part 1: グループ分けしたデータの記述統計の検索
イントロ
Originは基本統計、度数カウント、選択したデータの相関係数など包括的な記述統計をサポートしています。このチュートリアルのPart1ではグループ化したデータの記述統計を計算する方法を紹介します。
記述統計を実行する
サンプルデータファイルに記述統計を実行します。
- サンプルファイルautomobile.dat をインポートしましょう。
 - 自動車のいろいろな情報が載っているワークシートです。この情報をもとに、いくつかのグループに分割し統計を実行してみましょう。
 - 最初の2列を選択し、統計メニューから、記述統計、離散度数を選択しダイアログを開きます。
 - 選択した最初の2列が自動的に入力データとして設定されます。
 - 計算する量は度数、カウント、結果の出力を入力新規のままでOKをクリックします。
 - 新しいシートが作成されました。離散度数表のカウントの結果は降順でソートされています。これは出現頻度の高いデータが先に現れるためです。
 
最初のシートに戻りましょう。
- 今度は統計メニューから記述統計:列の統計を選択します。
 - 列を選択せずにダイアログを開いたため、「少なくとも1個の列をせんたくしてください」というメッセージが出ています。
 - データ範囲のこのボタンをクリックして列を選択します。
 - グループ範囲では、矢印をクリックし、Make選択します。
 - ワークシートから直接範囲を選択するこのボタンか、リストから選択するこの矢印ボタンどちらからでも範囲を指定することができます。
 - 計算する量はデフォルト設定のままにしておきたいので、ここではなにも変更しません。
 - プロットを開き、ボックスチャートのチェックボックスにチェックを付けます。
 - ボックスチャートを整えるために、出力設定を開き、グラフ配置にあるグラフ中の同じ形式のプロットを配列チェックボックスにチェックを付けます。
 - 最後にOKをクリックして統計を実行します。
 - レポートシートに結果が出力されます。
 - グラフをダブルクリックすると、個別にウィンドウが開き、グラフを編集することができます。
 - このウィンドウを閉じると編集したグラフがレポートシートに戻ります。
 - 入力データや設定に変更を加え再計算をしたい場合には、錠前アイコンをクリックしパラメータの変更から行うことができます。
 
以上でこのチュートリアルのPart1は終了です。お疲れ様でした。Part 2はこちら
		
