Origin: 動画で学ぶ操作方法
データのインポート Part 2 (Importing Data:Part2)
概要 | インポート設定をワークシートに保存し、ワークシートテンプレートとして保存、 再利用する方法を紹介します。同じ形式のデータを何度もインポートする場合に便利な機能です。 |
サンプルデータ(Sensor01.dat、Sensor02.dat、Sensor03.dat)をダウンロード | |
Part 1 > Part 2 |
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OriginはASCII インポート設定をワークシートに保存することができます。そうすると、同じようなデータファイルをインポートする際に使用できるワークシートテンプレートを保存することができます。
インポート設定をワークシートに保存
このワークシートに単一ASCII ファイルをインポートすることから始めます。
- 単一ASCIIのインポートボタンをクリックし、sensor01ファイルを選択します。
- インポート設定を編集したいので、オプションダイアログを表示するチェックボックスにチェックが付いていることを確認します。
チェックを付けないと、ファイルをインポートした際に最後に使用したテーマ設定が使用されます。 オプションダイアログが前回通りで表示されます。これは最後にASCIIファイルをインポートした時の設定という意味です。ワークブックがテンプレートになるので、ワークブック名をファイル名にはしたくありません。このチェックボックスはすでにチェックが付いていません。
- スパークラインの追加設定をしないに設定します。各列のスパークラインが表示されないので、インポートにかかる時間が短くなります。
- これらの設定をワークシートに保存しましょう。ダイアログテーマの右矢印をクリックし、〈シート〉に保存を選択します。
- これでインポートする用意ができたので、OKをクリックします。
- ブック名は変更がありませんが、シート名がファイル名になっていること、またスパークラインがないことを確認しましょう。
ワークシートテンプレートを利用してインポートする
- このワークブックをテンプレートとして保存するには、ファイルメニューのテンプレートの新規保存をクリックし、テンプレート名をSensorImport と入力します。このテンプレートにはインポート設定とワークシートプロパティ設定の両方がふくまれています。
- このテンプレートから新規ワークブックを作成するには、標準ツールバーのテンプレートを開くボタンをクリックし、ユーザーファイルフォルダからSensorImport.otw ファイルを選択してから開くボタンをクリックします。ワークブックがテンプレートから作成されます。
- このワークブックに新しいファイル(sensor02)をドロップします。ワークシートに保存された設定で、このファイルをインポートします。
- ここでASCIIインポート設定が保存されていない新規ブックに、同じデータをドロップして違いを見てみましょう。ブックがファイル名に変更されます。
分析テンプレートは複数ファイルから同じようなデータの分析を繰り返すために使用されます。ワークシート自体がどのようにデータをインポートするかがわかっている場合に効率的です。
以上でこのチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。