Origin: 動画で学ぶ操作方法
データのインポート Part 1 (Importing Data:Part 1)
概要 |
このチュートリアルは、Originにデータをインポートする方法です。Part1では、ドラッグ&ドロップによるインポート、インポートウィザードによるインポートを紹介します。また、インポートの設定の保存方法も紹介します。 |
サンプルデータ(Sensor01.dat、Sensor02.dat、Sensor03.dat)をダウンロード | |
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ドラッグアンドドロップでインポート
Originワークスペースにデータをドラッグアンドドロップする方法が、データをインポートする方法のなかで最も簡単です。
- ASCII ファイルSensor01.datを選択し、空のワークシートにドラッグします。
このドラッグアンドドロップで複数のファイルを同じようにインポートすることができます。
- 3つのファイルをワークブック外側の灰色の部分にドロップします。これにより各ファイルが確実に新しいウィンドウにインポートされます。
- 各データファイルの3つのワークブックが作成されました。
ドラッグアンドドロップによるインポートでは、デフォルトのASCII インポートオプションが使用されます。
インポートオプションの指定方法
インポートオプションの指定方法を紹介します。新しいフォルダに3つのファイルを再度インポートします。
- 標準ツールバーの複数ASCIIのインポートボタンをクリックし、3つのファイルを選択します。
- ファイル名のヘッダをクリックし、ファイル名順に並び替えます。
- オプションダイアログを表示するチェックボックスにチェックが付いていることを確認し、OKをクリックします。
- ダイアログが開き、インポートオプションを編集することができます。
インポートダイアログ設定
このダイアログでは、各データをどのようにインポートするかを指定することができます。
- 1つのブックに3つのワークシートという構成にしたい場合は、インポートモードを「既存データを置換える」から「シートを新たに作って読み込む」に変更します。
- ワークブックとワークシートの名前をファイル名にするかどうかは、ワークシート/ブックの名前を付ける/変更するというノードを開きます。
- ワークブックの名前は変更したくないので、ブック名を部分ファイル名に変更するためチェックを外します。
- しかし、各ワークシートは各データファイルを認識するためのファイル名に変更したいので、シート名部分をファイル名に変更するのチェックは付けたままにしておきます。
テーマの保存
このダイアログはこれらの設定をテーマとして保存し、後で同じようなデータをインポートするときに使用することができます。
- テーマを保存するには、テーマダイアログの右矢印をクリックし、名前を付けて保存を選び、"複数ファイルインポート"という名前にします。
- OKをクリックして選択した3つのファイルをインポートしましょう。
- 1番目のファイルは現在のシートに、また他の2つのファイルは作成された2つのシートにそれぞれインポートされています。シート名はファイル名になっています。
保存したテーマを使用してインポート
今保存したインポートオプションを使用して、これらのファイルを再びインポートしてみましょう。
- 新しいフォルダを作成します。
- ファイルメニューの最近インポートしたファイル から簡単にアクセスすることができます。再び3つのファイルを選択し、追加し、ファイル名ヘッダをクリックしてファイル名順に並び替えます。
- ダイアログオプションを表示するチェックボックスにチェックが付いていませんが、データをインポートするのに使用するテーマ名が表示されています。
オプションダイアログを再度開く必要はありません。3つのファイルは"複数ファイルインポート"テーマ設定を使用してインポートされます。
ブックの名前は変更されていません。このオプション設定を行う前は、フォルダ1にあるワークブックはデフォルトで名前が変更されていました。
以上でこのチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。