基本の表計算
Originでは、ワークシート上での表計算操作を列ごとに行えるので、式の入力が簡単で、計算結果を素早く得ることができます。列データを使った簡単な算術演算をはもちろん、三角関数や統計関数を使用した式も入力できます。この動画では、Originでの基本の表計算の操作をご紹介しています。
※字幕付き動画(BGMのみ)
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操作方法
- Originでは列ごとに計算式を設定できるので、計算結果を素早く得ることができます。数式はシート内のF(x)=行に式を入力します。ここでは、Book1のD列のF(x)=行にB*2.59と入力してB列の値に2.59をかけた値を出力します。
- 式を入力後、Enter キーを押すと、1つ式を入力しただけですが、列全体で結果が得られます。
- 上側ツールバーにある「列の追加」ボタンをクリックして列を追加し、E列にも式を設定してみます。F(x)=行にA/Dと入力して、各行のA列の値をD列の値で割った値を出力します。
- 列データを使った簡単な算術演算のほかに、三角関数や統計関数を使用した式の入力も可能です。また、列単位で計算を行う方法のほかに、Excelと同様にセルに計算式を入力することもできます。
- 次は、統計関数を使用し、単一セルに式を設定します。Originのウィンドウ左下に最小化してあるワークブックBook3を開きます。
- 「列の追加」ボタンをクリックして列を追加します。
- 追加した列のF(x)=行に、平均値を算出する関数であるmeanを使用して、=mean(B1:I1) と入力してEnterキーを押します。
- Excelと同じように、式が入力されたセルの右下部分をダブルクリックすることで以降の行にコピー&ペースト可能です。