Origin 2019b 新機能概要
Origin 2019bでは、データを直接インポートせず、Web上のファイルやローカルPC/ネットワーク内のファイルに「接続」する「データコネクタ」機能が追加されました!これによりリアルタイムでグラフを更新したり、プロジェクトファイルのサイズを削減したりすることができ、データ管理に大変役立ちます。分割ヒートマップや「ラグマーク」付きのグラフなど、ユーザ様からのリクエストにお応えしたグラフ形式も多数追加されています。さらに作図メニュー他メインメニューが再構成され、より使いやすくなっています!
Oigin2019b新機能ハイライトの動画は次の画像をクリックしてご覧ください
データ管理機能の向上
- Originのノートウィンドウを使ってレポートを作成:HTMLあるいはMarkdownの構文を使ってカスタムレポートを作成
- データコネクタ:Web上のファイルや、ローカルPC/ネットワーク内のファイルに接続
新しいグラフ形式
- 分割ヒートマップ
- ラグプロット
- 土性三角図
- XYZデータまたはXYデータからの
ヒートマップ作成 - カスタム線分
- ウィンドローズグラフで「無風」データを
白抜き円で表現
作図メニューや他のメニューの改良
- 「作図」メニュー中のテンプレートがカテゴリごとに再構成され、アクセス性が向上
- 「データ」「挿入」などの新規メニューの追加
その他の新機能
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一般
- Originセッション内、あるいはセッション間で、ワークブックやプロジェクトフォルダ全体をコピー&貼り付けすることが可能
- ASCII/CSVインポートの更なる高速化(約50%スピードアップ)
- 複数ページワークブックを複数ページExcelファイルにエクスポートする場合、指定したシートを除外することが可能
- プロジェクトの保存の際、インポートデータを除外してファイルサイズを減少させることが可能
- グラフ中のデータプロットをハイライトすると同時に、ワークシート中のソースデータをハイライトさせることが可能
- フォント指定のドロップダウンの先頭に、最近使ったフォントを表示
- ノートウィンドウ中で、フォント指定が可能
- コピーしたグラフを、オンライン文書ツール(Confluenceページなど)内に直接貼り付けすることが可能
- アプリギャラリー中のアプリを、アルファベット順や日付順でソートすることが可能
- 複数グループに渡るグループフォルダ共有化の改良
グラフのカスタム化
- レイヤ枠の設定が、下X軸の各種設定に準じるように改良
- 積み上げグラフおよび複数Y軸グラフにおいて、ワークシートのX列の数から、レイヤの数が決定されるように改良
- 列ラベル行のデータに基づき、「Yオフセット付き積み上げ折れ線」グラフ中のグループプロットを作成
- 3Dベクトルグラフにおいて、線スタイルのカスタム化が可能
- カラーマッピングにおいてカラーリストを使うことが可能
- シンボルサイズが別のデータセットの値によりスケーリングされている場合でも、シンボル境界の太さを固定することが可能
- 凡例シンボルのカスタム化の強化:パターンのみまたは塗り色のみの表示、凡例のテキストのスケーリングなど
- ソースグラフのショートネームで統合されたグラフ中の各レイヤをラベル付けすることが可能。ラベル位置に関するより多くのオプションを追加
- ウォーターフォールグラフの指定インデックスにラベルを追加することが可能