2017年9月16日(土)に京都で開催いたしました第3回Stataユーザ会「Japanese Stata Users Group Meeting」は、多くの方にご参加いただきました。
感想をたくさん頂戴いたしましたので、一部ではありますが会場の様子とあわせてご紹介いたします。
当日の様子と来場者の感想
▶全ての発表において、コードを示した上で結果が見られたので、非常にわかりやすかったです。(経済系)
▶どの発表も非常に興味深く、また異なる分野の発表で多くの刺激を頂きました。(経済系)
▶大学夏休み期間で丁度良かったです。 (経済系)
▶京都でまた開催頂きたいです。今回の発表内容の構成はとても興味深かったです。 (医療系)
▶年1回~2年に1回のペースで東日本/西日本で交互に行って欲しい。 (医療系)
発表1 関西学院大学 経済学部 栗田 匡相 准教授
「途上国における社会ネットワークの分析:マダガスカルにおける農業新技術採択の事例から」[経済]
▶実践的な内容と研究内容のバランスが良く、たいへん参考になりました。 ネットワーク分析と空間計量は使用してみたいと思います。(医療系)
▶ネットワーク分析、空間計量分析は有意義だった。(工学系)
発表2 浜松医科大学子どものこころの発達研究センター 西村 倫子 特任助教
「項目反応理論を用いた学校風土尺度の開発」[医療/心理学]
▶尺度の開発:項目反応理論について初めて聞きました。もっと知りたいです。(医療系)
▶大変勉強になりました。いろいろなトピックが聞けて面白い。(医療系)
発表3 南山大学 総合政策学部 水落 正明 教授
「Stataによるトリートメント効果の推定」[社会科学]
▶トリートメント効果について非常に勉強になりました。(社会学系)
▶水落先生のIPWのわかりやすい説明が印象的でした。(経済系)
発表4 独立行政法人経済産業研究所 近藤 恵介 研究員
「Stataによる空間計量分析:Mataを用いたプログラム開発を通じて」[経済]
▶MATAを用いた空間分析が大変勉強になりました。RDD (Regression Discontinuity Design)についてききたいです。(経済系)
▶関西学院大学の栗田先生が解説されたnwcommandsによるネットワーク分析、経済産業研究所の近藤先生のspgenによる地図描画機能などこれまで他のソフトウェアを併用していたことがStata上で実行できることを知り大変勉強になりました。(経済系)
発表5 大阪国際がんセンターがん対策センター 伊藤 ゆり 主任研究員
「がんにおける社会経済指標による格差:がん登録、人口動態統計を用いた解析」[医療]
▶とても勉強になりました。特に「がんにおける社会経済指標による格差:がん登録、人口動態統計を用いた解析」は自分の関心に近く、SEPの使い方に興味を持ちました。(社会学系)
▶すべて興味深かったですが、私は医療系ですので、伊藤先生の講演が特に興味深かったです。もう少しゆっくり聞きたかったです。(医療系)
発表6 開発元StataCorp. 上級統計家 Chuck Huber 氏
「Stataによるベイズ統計」[全般]
▶とても良かったです。どの報告も面白く、とても勉強になりました。(経済系)