ユーザ指定の尤度関数の最大化は、長い間Stataの特徴的な機能でしたが、対数尤度関数を計算するプログラムを作成する必要がありました。現在は改良され、次の要件を満たせば簡単に解析できるようになりました。
プロビットモデルでフィットする例を紹介します。プロビットの対数尤度関数は次のとおりです。
LL(y) = ln(normal(x'b)) if y==1
= ln(normal(-xb)) if y==0
自動車の燃費に関するサンプルデータを使用します。mpgとpriceを説明変数、foreignをアウトカムとしてモデルをフィットするには、以下のようにコマンド入力します。
. sysuse auto
. mlexp (cond(foreign==1, ln(normal({xb:mpg price} + {b0})), ln(normal(-1*({xb:} + {b0})))))
結果は次のようになります。
これらの結果はStataのprobit
コマンドを実行した結果と同一です。
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