helpコマンドによる検索

　Stata には、データ管理、グラフィックス、統計、レポート作成のための広範な機能が備わっているため、最初はそれらをどのように扱えばよいか 戸惑うかもしれません。Stata には、知る必要があることをすぐに学ぶのに役立つ 2つのコマンド ( help と search ) があります。

　

　疑問がある場合は、コマンドウィンドウに「help」と入力してください。

　

　Viewer ウィンドウが開き、ヘルプを見つけるためのアドバイスが表示されます。 このアドバイスは、検索コマンドの説明から始まります。

　

　検索コマンドは、キーワードデータベースとインターネットでクエリに関連する Stata 資料を検索します。 たとえば、「search probit regression」と入力すると、プロビット回帰に関する情報を検索できます。

　

　Viewer ウィンドウが開き、ヘルプファイル、マニュアル、よくある質問 (FAQ)、例題、Stata Journal の記事、YouTube ビデオ、ブログ投稿、 その他のリソースへのリンクのリストが表示されます。

　

　Stata のヘルプファイルと PDF マニュアルは、コンピュータのローカルにインストールされます。 他のリソースにはインターネット接続が必要です。 manualオプションを使用すると、検索を Stata PDF マニュアルに限定できます。

　

　結果リストの 2 番目のエントリには help probit が表示され、「probit」という単語はリンクされています。 リンクをクリックすると、Stata の probit コマンドのヘルプファイルが表示されます。 ヘルプファイルには、構文を説明するセクション、Stata のメニュー内の階層、probit コマンドの説明、PDF ドキュメントへのリンク、オプションの詳細、 実際の例、Stata YouTube チャンネルへのリンク、実行後に保持される値（Stored results）が表示されます。

　

　ヘルプ ファイルの上部には、「View complete PDF manual entry」というリンクがあります。 PDF マニュアルには、probit コマンドに関するさらに詳細な情報が含まれており、エントリの上部にはさまざまなセクションへのリンクのリストがあります。 これらのセクションには、説明、メニュー、クイック スタート、構文、オプション、備考と例、保存された結果、手法と数式、参考資料、および関連項目が含まれます。

　

　Stata に慣れてきたら、help コマンドを使用して特定のコマンドを調べることをお勧めします。 たとえば、「help probit」と入力すると、 Stata の probit コマンドについて詳しく知ることができます。

　

　これにより、probit コマンドのヘルプ ファイルが直接表示されます。

　

　インターネット上には、Stata についてさらに学ぶのに役立つリソースが他にもたくさんあります。 help resources を入力すると、これらのリソースのリストが表示されます。

　

参考

　さらに詳しい内容につきましては、下記のマニュアルをご覧ください。

開発元マニュアル