CSVデータの入出力

 CSVデータなど区切りテキストファイルとして保存されているデータを分析したいことがあります。 Stata の import delimited コマンドを使用すると、区切りテキストファイルからデータを簡単にインポートできます。

 まず、例で使用する CSV ファイルを作成しましょう。auto という Stata のサンプルデータセットを開きます。

. sysuse auto

 次に、Stata の export delimited コマンドを使用して、auto データセットを myauto.csv という .csv ファイル拡張子のカンマ区切りテキストファイルにエクスポートします。

. export delimited myauto.csv

 ls と入力してファイルが正常にエクスポートされたことを確認できます。 myauto.csv というファイルが表示されます。

. ls

 それでは、カンマ区切りテキストファイルを Stata にインポートしましょう。 まず、clear と入力して Stata のメモリをクリアします。

. clear

 次に、import delimited を使用して myauto.csv からデータをインポートします。

. import delimited myauto.csv

 describe と入力して、データが正常にインポートされたことを確認します。

. describe

 続いて、save myauto と入力して、データを Stata データセットとして保存します。

. save myauto

 import delimited コマンドには、さまざまな区切り文字で保存されたデータをインポートする機能など、 多くのオプションがあります。

参考

 さらに詳しい内容につきましては、下記のマニュアルをご覧ください。

Stata is a registered trademark of StataCorp LLC, College Station, TX, USA, and the Stata logo is used with the permission of StataCorp.

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