グラフのエクスポート

Excelの通常操作では、作成したグラフを画像として直接保存することはできません。一度、WordやPower Pointなどに貼り付けた後、画像として保存する必要があります。これに対してOriginでは、作成したグラフを様々な画像形式でかんたんに保存できます。
※Microsoft 365と2021のExcelでは「図として保存」機能を利用して保存可能になっています。

※使用した各ソフトウェアのバージョン:Origin 2021b、Excel 2019

Originの場合

  1. 作成したグラフウィンドウを選択し、メニューの「ファイル」から「グラフエクスポート」を選択します。
  2. 「画像の種類」を選択して、保存する画像名と保存先を選択して実行します。
    指定できる形式:eps、emf、png、tiff、jpeg、pdf、bmp、gif、cgm、dxf、pcx、psd、tga、wmf、svg
    ※svgは2022以降のバージョンで対応しています。
  3. 指定された形式でグラフの画像が保存されます。

補足

このグラフエクスポートダイアログでは、解像度や色の設定などの詳細を調整することが出来ます。また、Origin 2021bのバージョンから、簡略化した「グラフを画像としてエクスポート」メニューが追加されました。解像度など詳細の設定が必要ない場合には、画像形式のみ指定して出力するこのメニューをご利用頂けます。

※このダイアログで対応している画像形式は、emf、png、tiff、jpeg、pdf(Microsoft Print to PDF)、bmp、svgです。

Excelの場合

  1. グラフを右クリックしてコピーします。
  2. Wordなどの別のアプリケーションにグラフ画像を貼り付けます。貼り付けたグラフを右クリックして「図として保存」メニューを選択します。
  3. 「ファイルの種類」を選択し、保存先と保存名を指定して保存します。
    指定できる形式:png、tiff、jpeg、gif、bmp
  4. 指定された形式でグラフの画像が保存されます。

補足

Microsoft 365と2021のExcelでは、右クリックのメニューから「図として保存」を利用できます。

まとめ

Excelの場合は、グラフを一度他のソフトウェアに貼り付けるといった工夫が必要ですが、Originの場合は、全てOriginの中の操作で完結するので操作がとても簡単です。

また、Originのグラフエクスポート機能では、非常に高解像度で出力でき、ベクタ形式での出力にも対応しているため、印刷所に入稿するデータや、ポスターなどの大きなサイズの印刷物に使うデータとしてもご利用いただけます。



 


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