Origin: 動画で学ぶ操作方法
複数ピークを持つ曲面をフィット
概要 | このチュートリアルでは、複数のピークを持つ曲面に対し、フィットを実行する方法をご紹介しております。 |
サンプルデータ(MultiPeakSurfaceFitting.opj)をダウンロード |
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このチュートリアルでは複数ピークをもつ3D曲面をフィットする方法をご紹介しております。
操作方法
- Originプロジェクトファイル「MultiPeakSurfaceFitting.opj」を開きます。
- Graph3は、「MultiplePeaks1」の行列データから作図した曲面図です。OriginPRO8.6ではこのように複数のピークを持つ曲面に対し、フィットを実行可能です。
- 「解析」メニューから「フィット:非線形曲面(3D)フィット」を選択し、ダイアログを開きます。
- フィット関数には「Gauss2D」を選択します。
- このままでは、1つのピークに対してのみフィットを実行するので、ダイアログの「詳細」の項目を選択し、「複製の数」を8にすると、「9個のピークフィット」と表示され、下部パネルのプレビューが変化します。
- 「フィット」ボタンをクリックして、フィットを実行します。
- レポートシートが作成され、それぞれのピークに対するフィット結果や、統計結果が出力されます。また、グラフウィンドウにパラメーター表が出力されます。
- フィット曲面のデータが出力された行列シート「FitMatrixCurve1」を開き、「作図」メニューから「3D曲面:色付曲面」を選択し、作図します。
- この曲面図に元のデータの散布図を追加しましょう。
- グラフウィンドウの左上にあるレイヤ「1」ボタンを右クリックし、「レイヤの内容」ダイアログを開きます。
- 左側のパネルで、元のデータ「Multiple Peaks1」を選択し、「グラフタイプ」は「散布図行列に設定して、右向き矢印ボタンをクリックします。
- 曲面上に散布図を表示させたいので、左側のパネルの上にある上向き矢印のボタンをクリックして、順番を変更したら、「OK」ボタンをクリックします。
- ここからは、グラフを編集していきます。曲面上でダブルクリックし、「作図の詳細」ダイアログを開きます。
- 「曲面」タブで、「透過率」を60%にし、「OK」ボタンをクリックします。
- 次に左側のパネルで散布図のデータ「Multiple
Peaks!」-「オリジナル」を選択し、「ドロップライン」タブの「「Z軸に平行」のチェックを外し、「OK」ボタンをクリックします。
以上でこのチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。