Origin: 動画で学ぶ操作方法

複数ピークを持つ曲面をフィット

概要 このチュートリアルでは、複数のピークを持つ曲面に対し、フィットを実行する方法をご紹介しております。
サンプルデータ(MultiPeakSurfaceFitting.opj)をダウンロード

YouTube

右下の拡大ボタンボタンで画面を大きくし、で解像度720の設定にしてご覧いただくことをお勧めします。

 

このチュートリアルでは複数ピークをもつ3D曲面をフィットする方法をご紹介しております。

操作方法

  1. Originプロジェクトファイル「MultiPeakSurfaceFitting.opj」を開きます。
  2.  Graph3は、「MultiplePeaks1」の行列データから作図した曲面図です。OriginPRO8.6ではこのように複数のピークを持つ曲面に対し、フィットを実行可能です。
  3.  「解析」メニューから「フィット:非線形曲面(3D)フィット」を選択し、ダイアログを開きます。
  4.  フィット関数には「Gauss2D」を選択します。
  5.  このままでは、1つのピークに対してのみフィットを実行するので、ダイアログの「詳細」の項目を選択し、「複製の数」を8にすると、「9個のピークフィット」と表示され、下部パネルのプレビューが変化します。
  6.  「フィット」ボタンをクリックして、フィットを実行します。
  7.  レポートシートが作成され、それぞれのピークに対するフィット結果や、統計結果が出力されます。また、グラフウィンドウにパラメーター表が出力されます。
  8.  フィット曲面のデータが出力された行列シート「FitMatrixCurve1」を開き、「作図」メニューから「3D曲面:色付曲面」を選択し、作図します。
  9.  この曲面図に元のデータの散布図を追加しましょう。
  10. グラフウィンドウの左上にあるレイヤ「1」ボタンを右クリックし、「レイヤの内容」ダイアログを開きます。
  11.  左側のパネルで、元のデータ「Multiple Peaks1」を選択し、「グラフタイプ」は「散布図行列に設定して、右向き矢印ボタンをクリックします。
  12.  曲面上に散布図を表示させたいので、左側のパネルの上にある上向き矢印のボタンをクリックして、順番を変更したら、「OK」ボタンをクリックします。
  13. ここからは、グラフを編集していきます。曲面上でダブルクリックし、「作図の詳細」ダイアログを開きます。
  14.  「曲面」タブで、「透過率」を60%にし、「OK」ボタンをクリックします。
  15.  次に左側のパネルで散布図のデータ「Multiple Peaks!」-「オリジナル」を選択し、「ドロップライン」タブの「「Z軸に平行」のチェックを外し、「OK」ボタンをクリックします。

    以上でこのチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。


フィットのTOP

すべての動画リスト

page_top_icon