Origin: 動画で学ぶ操作方法
レーダーチャート(Radar/Spider Chart )
概要 | このチュートリアルではレーダーチャートを作図する方法をご紹介します。また、データ数が多い場合、それぞれのデータを複数のレイヤに抽出し、比較する方法もご紹介します。 |
サンプルデータ(Mineral+Content+in+Tropical+Fruits.opj)をダウンロード |
右下のボタンで画面を大きくし、で解像度720の設定にしてご覧いただくことをお勧めします。
操作方法
<レーダーチャート作図>
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Originプロジェクトファイル「Mineral+Content+in+Tropical+Fruits.OPJ」を開きます。
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ワークシートBook3には9種類のフルーツのミネラル成分の値が入力されています。このような多変量データをOriginのレーダーチャートでプロットすると簡単に比較できます。
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ここでは、B列とD列のデータを選択してグラフを作図します。「作図」メニューから「特殊」「レーダーチャート」を選択すると作図できます。
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軸の一つをダブルクリックして「軸ダイアログ」を開きます(この軸ダイアログはレーダーチャートのみ表示されます)。
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ダイアログ左上の「すべての軸に同じオプションを使う」にチェックがついている場合、「軸」の設定項目しかありません。このチェックを外すと、「軸1」から「軸10」まで、それぞれの設定項目が表示されます。
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デフォルトではすべての軸に対し、同じスケールが適用されます。ダイアログ左側のパネル1番下にある「その他」を選択し、「各軸を再スケール」の項目にチェックを付け「適用」を押すと、それぞれの軸で再スケールされます。
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全ての軸に軸目盛ラベルを付けます。「すべての軸に同じオプションを使う」にチェックをつけ、“only show tick labels on 1st axis”のチェックを外して、「適用」ボタンをクリックします。
グラフを編集します。データプロットの1つをダブルクリックすると、「作図の詳細(プロット属性)」ダイアログが開きます。 -
ダイアログ左下にある「作図形式」を「線+シンボル」から「折れ線」に変更します。
「グラフの線」タブを開き、「曲線以下の塗りつぶし」にチェックを付け、「透過率」を50%程度に変更します。 -
「グラフグループ」タブを開きます。ここで、グラフの線や追加した塗りつぶし部分の色を変更できます。
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「線の色」の「推移」を「1つずつ」にし、「詳細」の列にある「…」ボタンをクリックして「推移リストエディタ」を開きます。推移色リストの右側にある下向き三角形のボタンをクリックすると、色を変更できます。変更後「OK」ボタンでダイアログを閉じます。
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同様に「塗りつぶしの色」も「推移」を「1つずつ」にして、「線の色」と同じ色推移にします。設定が終わったら「OK」ボタンをクリックして「作図の詳細」ダイアログを閉じます。
グラフ内部をクリックするとレイヤを選択でき、ドラッグで移動したり、サイズを変えることができます。 -
同様に、凡例をクリックで選択すれば、移動・サイズ変更可能です。凡例を編集したい場合は、ダブルクリックして編集できます。
<複数レイヤに抽出>
データ数が多く見づらいレーダーチャートを、成分ごとに複数レイヤのグラフとして出力できます。
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プロジェクトエクスプローラからGraph2を開きます。このグラフは全9種類のフルーツのミネラル成分のデータをプロットしたものです。
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まず、グラフを編集します。軸をダブルクリックし、ダイアログを開きます。
「すべての軸に同じオプションを使う」のチェックをはずしてそれぞれの軸で設定ができるようにします。 -
「軸1」の左にある四角形をクリックします。「目盛ラベル」を選択してダイアログ右上の「他を選択」ボタンを押します。すると、すべての軸の「目盛ラベル」が選択されます。
ラベルを非表示にしたいので、「表示」の項目で「なし」を選択し、「適用」ボタンを押します。 -
同様に「タイトル」も非表示にします。左側のパネルで「タイトル」を選択し、「他を選択」ボタンを押し、「表示」の項目にチェックを付けます。
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複数レイヤのグラフへ抽出します。Originウィンドウ右側にある「レイヤへ抽出」ボタンを押すか、「グラフ操作」メニューの「レイヤ抽出」を選択するとダイアログが開きます。
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このダイアログで出力するレイヤの縦と横の数を指定できます。ここではデフォルトのまま「OK」ボタンを押します。
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次に表示されるダイアログではページの余白設定ができます。ここではデフォルトのまま「OK」ボタンを押します。すると、成分ごとに抽出されたグラフが出力されます。
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このグラフを編集します。軸をダブルクリックしてダイアログを開き、「軸1」の「タイトル」を選択します。ダイアログ右上の「他を選択」ボタンを押してから「表示」の項目にチェックを付け「適用」を押します。
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同様に「軸1」の「軸目盛ラベル」を選択し、「他を選択」ボタンをクリックしてから「表示」の項目を「Before Axis」にして「適用」、「OK」ボタンを押します。
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凡例のフォントを大きくするには、マウスで凡例を選択して、ツールバーの「フォント拡大」ボタンを押すと拡大できます。
以上でこのチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。