Origin: 動画で学ぶ操作方法

Originのグラフにラベルを設定する方法(Labeling Data Plots based on the Data)

概要 Originのグラフにラベルを設定する方法を紹介します。
サンプルデータ(Adding Labels.opj)をダウンロード

YouTube

右下の拡大ボタンボタンで画面を大きくし、で解像度720の設定にしてご覧いただくことをお勧めします。

操作方法

<棒グラフ>

  1. Originプロジェクトファイル「Adding Labels」を開き、プロジェクトエクスプローラから「Bin Contents」を選択します。

  2. Book1には1つのシートに元のデータが、もう1つのシートにはそのデータの解析結果が表示されています。

  3. 解析結果のシートで2列目のCount列を選択して「作図」メニューから「棒グラフ/円グラフ」「縦棒グラフ:ラベル付き」を選択して作図します。

  4. グラフ上でダブルクリックすると「作図の詳細」ダイアログが表示されグラフの編集できます。ここでプロット属性が表示されます。

  5. 「ラベル」のタブを開くと、ラベルについてその他のオプションを見ることができます。「ラベル形式」のリストから「(X,Y)」を選択して「適用」ボタンをクリックするとXとY両方の値でラベル付けできます。

  6. ラベルを回転させるには「回転(度)」に「90」を入力し、90度回転させます。

  7. このままではグラフ中央のラベルが切れてしまっています。これはレイヤのプロパティなので左側のブランチから「Layer1」を選択し、「レイヤ表示方法」タブを開きます。「データ作図オプション」の「枠でデータを切り取る」のチェックをはずし「適用」ボタンを押すと正常に表示されます。

  8. また、違う列の値や名前をラベルに使うこともできます。左側のブランチからBook1を選択し、「ラベル」タブにいき、「ラベル形式」を見てみるとデータ内の列をプルダウンから選ぶことができます。ここでは「Relative Frequency」の列を選び、「OK」をクリックします。
    グラフを見ると、ラベルに反映されたことが分かります。

<積み上げ縦棒グラフ>

  1. プロジェクトエクスプローラから「Multiple Dataset」を開きます。

  2. ここではいくつかのデータを積み上げ棒グラフとして作図してみましょう。このワークブックにはホンダとトヨタの燃費比較データがあります。Ctrlキーを押しながらB列とE列を選択します。「作図」メニューから「棒グラフ/円グラフ」「積み上げ縦棒グラフ」を選択します。

  3. 「ウィンドウ」メニューから「左右に並べる」を選択してワークシートとグラフを並べて表示しましょう。

  4. X軸目盛ラベルを見やすくするために、軸上でダブルクリックをして「X軸」ダイアログを出します。「軸目盛のカスタム化」タブにいき、「目盛ラベルの回転(度)」に90を入力して「適用」ボタンを押し、ラベルを回転させます。

  5. このままではX軸ラベルが印刷可能領域からはみ出してしまいます。グラフの大きさを変えるためにはグラフ内部をクリックし、マウスでつかんでドラッグで小さくします。また、グラフ内部をクリックした後キーボードの矢印キーを押すとグラフの場所を移動させることができます。

  6. グラフの色を変更したい場合、棒グラフ上でクリックして選択し、スタイルツールバー「オブジェクトの塗り色」のボタンをクリックして色を選択すると、変えることができます。

  7. 片方の棒の色だけを変更したい場合、もう一度棒をクリックするとクリックした棒だけが選択されます。ここでスタイルツールバー「オブジェクトの塗り色」のボタンをクリックして色を選択できます。カスタムで作った色を使うことも可能です。同様に棒の上下に分けて、1本1本の色を変えることも可能です。

  8. 一度枠の外をクリックして選択を解除します。そしてグラフ上をダブルクリックして「作図の詳細」ダイアログを開きます。ここでラベルのオプションを設定できます。「ラベル」タブを開き、「有効にする」にチェックを付けます。

  9. ここでB,C,D列の値のラベルを付けたい場合、「ラベル形式」を「カスタム」にするとラベル付けできます。この場合、「表示フォーマット」に文字のテキストを打ち込み、「適用」ボタンをクリックするとテキストを反映できます。

  10. 列に表示されているY値を表示したい場合、$(Y)と入力し「適用」ボタンを押します。
    そしてさらにC、D列の値をラベル付けするにはプルダウンを利用して「$(Y),%(wcol(n+1)[i]$),%(wcol(n+2)[i]$)」と入力し「適用」ボタンを押します。

  11. 「回転(度)」に90を入力して「適用」ボタンを押してラベルを90度回転させ数値が見えるようにします。「OK」ボタンを押してダイアログを閉じ、グラフをみるとグラフにラベルが付けられているのがわかります。

 以上でこのチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。

グラフ作成と編集のTOP

すべての動画リスト

page_top_icon