Origin: 動画で学ぶ操作方法
サンプルデータ(サンプルギャラリーOPJ)の使い方
概要 | Origin 8.5.1から、Originで作成されたグラフや解析結果の実行例をひとまとめにしたサンプルデータ(サンプルギャラリーOPJ)が含まれています。そのサンプルデータの使い方を紹介します。 |
右下のボタンで画面を大きくし、で解像度720の設定にしてご覧いただくことをお勧めします。
サンプルギャラリーOPJには、グラフの作図方法へのリンクもあり、初めてOriginを使う場合でも、短時間でOriginの使い方を把握することができます。
操作方法
- ライセンス取得の後、Originを起動すると「スタートアップにあたって」ダイアログが現れます。「サンプルプロジェクトを試す」のボタンをクリックすると、このOPJを開くことができます。また、「ファイル」メニューの「サンプルギャラリーOPJ」からも開けます。
- サンプルプロジェクトOPJには、グラフの種類により分類されたワークシートと、OriginおよびOrigin Proで解析されたデータが計5枚のワークシートがあります。
- ワークシート内のすべてのセルにはグラフへのリンクが張られていますので、特定のグラフをダブルクリックすることで対応したサブフォルダが開き、グラフウィンドウが表示されます。
- ほとんどのグラフウィンドウにはチュートリアルへとつながるリンクが張られていますので、これをクリックするとOriginヘルプが開き、作図方法を参照できます。
- グラフウィンドウ左下にあるホームボタンボタンをクリックするとサンプルプロジェクトのメインワークブックに戻ることができます。
- 解析についてみてみましょう。「Analysis」のシートを開きます。3列目2行目に線形フィット解析のサンプルがあります。これをダブルクリックをするとそのサブフォルダに移動し、グラフウィンドウ、データ、そしてメモウィンドウが開きます。
- メモウィンドウによると「標準誤差は重みとした」と書いてあります。
- 解析の設定をダイアログで見るにはグラフウィンドウの緑の錠マークをクリックし、「パラメータの変更」を選択すると線形フィットのダイアログが開きます。ここで誤差は重みとする設定が使われていることがわかります。
- また、他にどの「計算する値」にチェックがついているかを参照できます。さらに他のチェックを付けてR値を計算するようにするなど、設定変更できます。変更したら「OK」ボタンを押すとデータが更新されます。
- ワークブックの結果シート「Fit Liner1」を見てみましょう。先ほど追加した「R値」が計算されていることが確認できます。
- プロジェクトエクスプローラの各フォルダからグラフを開くことも可能です。
- 例えば、グラフ作成の中にある複数軸のグラフの中でも二重y軸の作図方法をみたいときはGraphing: Multi Axis and Multi Panel: Double-Yのフォルダを開き、グラフウィンドウの右下にあるチュートリアルへのリンクをクリックすると確認できます。
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ホームワークブックの戻って、「2D」のシート内にある「グラフギャラリーからさらにグラフを見る」のリンクをクリックするとOriginLabのWebサイトが開きグラフギャラリーを見ることができます。
これでこのチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。