グラフの一部を書き出す方法
作成したグラフは、コピーしてWordやExcelなどに貼り付けたり、svg、pdf、jpg、pngなど様々な画像ファイル形式で書き出しできます。この動画では書き出す領域を指定してからエクスポートする方法をご紹介します。
※字幕付き動画(音声なし)
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操作方法
- Originのグラフを書き出す場合、デフォルトではウィンドウ内の白い領域(ページ領域)全体を出力します。タイトルバーを右クリックして「ページコピー」を選択し、実際にWordなどに貼り付け(Ctrl+Vキー)すると、余白がある状態でグラフが貼り付けれられます。
- 余白を手動で設定する場合、「編集」メニューの「エクスポート余白の設定」を選択します。グラフ上に表示されるサイズ変更ハンドルを使用して手動で余白を決定できます。
- 設定したらダイアログのOKボタンをクリックします。
- タイトルバーを右クリックして「ページコピー」を選択し、Ctrl+VキーでWordなどに貼り付けると、設定した領域のみがエクスポートされます。
- 余白の設定をしたグラフでは、薄いグレーの部分でダブルクリックするとダイアログが開き、再設定できます。グラフ上のサイズ変更ハンドルでなく、ピクセル単位で余白を設定することもできます。
- 「リセット」をクリックすると、元の設定にもどります。
- エクスポートの際にも「エクスポート余白の設定」を使用できます。Graph1の最小化ボタンをクリックしてGraph2をアクティブにし、「編集」メニューの「エクスポート余白の設定」を選択し、書き出したい部分だけを囲みます。
- 「ファイル:グラフエクスポート(詳細)」を選択してダイアログを開きます。
- 「画像の種類」を選択します。ここではPNGを選択し、「OK」をクリックします。
- ウィンドウ左側の「メッセージログ」にカーソルをあわせ、Ctrlキー+クリックでフォルダを開きます。設定した部分だけエクスポートできました。
- 「エクスポート余白の設定」以外の余白をなくす設定もあります。「環境設定」メニューの「オプション」を選択して開いたダイアログで、「ページ」タブの「余白の制御」の項目でページコピーの際の余白を設定できます。
- 「余白詰め」を選択すると、グラフの余白部分は書き出しされません。
- タイトルバーを右クリックして「ページコピー」を選択し、Ctrl+VキーでWordなどに貼り付けると、余白を詰めた状態で貼り付けできます。
- グラフエクスポートの際に余白を設定することもできます。「ファイル:グラフエクスポート(詳細)」を選択し、ダイアログの「エクスポート設定」にある「余白の制御」で設定が可能です。