エラーバー付きの3Dグラフ
Originでは3Dグラフでもエラーバーを表示できます。この動画では、エラーバー付き3D散布図を作成し、さらに曲面図を追加して表示する方法をご紹介しています。
右下のボタンで画面を大きくし、で解像度720以上の設定にしてご覧いただくことをお勧めします。
操作方法
エラーバー付き3D散布図を作成
- サンプルプロジェクトの「06_3Dグラフ」フォルダを開きます。
- プロジェクト内左側のワークブックのデータがエラーバー付き3D散布図のもの、右側の行列ウィンドウが曲面図用のデータです。
- ワークシートの4列目がZ方向のエラーデータです。3Dグラフの場合は、エラーデータの列属性はZにしておきます。属性の設定は、列をクリックして表示されるミニツールバーの「Zとして設定」ボタンをクリックして設定できます。
- Z属性の2列、C・D列を選択して、「作図」メニューの「3D:3D散布図+Zエラーバー」を選択すると、グラフが作成されます。
- シンボルをクリックして、ミニツールバーを使って「シンボルの境界色」を「オリーブ」に変更してみます。すると、エラーバーの色も変更されます。
- プロットをダブルクリックして開く「作図の詳細」ダイアログで「エラーバー」タブを開くと、エラーデータとしてどの列が使われているか確認できます。Col(D)が選択されているので、D列のデータが使用されていることがわかります。
- 「OK」ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
作成済みの3Dグラフに曲面図を追加
- 作成したグラフに行列データから作成した曲面図を追加していきます。
- グラフウィンドウの左上にある灰色の「1」のアイコンを右クリックします。「レイヤの内容」を選択します。
- 開いたダイアログの左上のドロップダウンで「フォルダ内の行列」を選択します。
- 左パネルのリストに表示された行列を選択します。ダイアログ中央にある下向きの三角形のボタンをクリックして「3D-曲面」を選択してから、右矢印のボタンをクリックして曲面として追加します。
- OKボタンをクリックすると、グラフに3D曲面を追加できました。
- デフォルトの設定だと一部のシンボルが見えないので、曲面の透過を設定します。
- 曲面上でダブルクリックして開く「作図の詳細」ダイアログで、「面」タブの「透明度」を60%に変更し、「適用」ボタンをクリックします。これで曲面の下にあるシンボルも見えるようになりました。
- 面の色も変更してみます。「塗りつぶし」タブの「ひとつずつ塗りつぶす」の右側をクリックして色を「赤」に変更します。
- 「OK」をクリックしてダイアログを閉じます。
- これで、エラーバー付きの3D散布図と3D曲面図のグラフが完成しました。