一元配置分散分析

分散分析(ANOVA)は、観測データの標本分散を定量化と分割のために使用される標準的なテクニックです。Originでは、一元配置、二元配置分散分析(One-way、Two-Way ANOVA)の機能を利用可能です。

一元配置分散分析は、2つ以上の標本の平均が等しいかどうか検定するための分散分析を実行します。
一元配置分散分析では、1つのファクターのみを扱います。また、すべての標本は等分散を持つ正規分布した母集団から抽出されたものとします。一元配置分散分析は、ファクターが2レベルしかない場合に同じ結果になる2集団のt検定を拡張したものです。

Originの一元配置分散分析機能では、以下の平均比較をサポートしています。

  • Tukey
  • Bonferroni
  • Dunn-Sidak
  • Fisher LSD
  • Sheffe
  • Holm-Bonferroni
  • Holm-Sidak

また、以下の等分散性の検定を利用できます。

  • Levene
  • LeveneII
  • Brown-Forsythe

Originの一元配置分散分析では、指定したアルファレベルの実際の検出力や、サンプルサイズを変化させた仮説の検出力を算出することができます。また、箱ひげ図や平均値プロットなどを出力するオプションを利用できます。

One Way ANOVA結果サンプル

 

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