ガジェット
Originのガジェット機能は、グラフのデータプロットを素早く簡単に分析することができます。この機能では、グラフ内に配置されるROI(region-of-interest、関心領域)ボックスを分析したい範囲に移動し、ボックスに含まれる範囲でピーク検索やフィット、記述統計などを実行できます。
ガジェットの機能は、グラフがアクティブの時に利用可能な「ガジェット」メニューから実行します。Originが提供するガジェット機能は下表のとおりです。
※一部の機能はPro版でのみ使用可能です。
ガジェット名 | 処理内容 |
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クラスターガジェット | ROIボックスの内側あるいは、外側にあるデータプロットの基本統計量を取得できます |
微分ガジェット | 選択されたデータのn階微分を計算し、プロットします。 |
FFTガジェット | 選択されたデータにFFTを実行します |
積分ガジェット | 曲線以下の面積や2曲線間の面積を算出します。結果には重心とFWHMを含めることができます。 |
2D積分ガジェット | 行列またはXYZデータから作図されたイメージプロットや等高線図で積分を実行します。(Proのみ) |
補間ガジェット | 選択されたデータに対して線形、スプライン、B-スプラインの補間を実行します。 |
交差ガジェット | 2つ以上の入力曲線の交差するポイントを計算し、ワークシートにXY値を出力します。 |
クイックフィットガジェット | 選択されたデータの線形、多項式、非線形フィットを実行します。 |
クイックピークガジェット | ピークを検索し、面積値や他のピーク特性値を計算します。 |
クイックシグモイダルガジェット | 選択されたデータに対してシグモイダルフィットを実行します。 |
立ち上がり時間パネルツール | ステップ状の信号の立ち上がり/降下時間を分析します。(Proのみ) |
統計ガジェット | グラフ上の選択されたデータの基本統計量を算出します。 |
垂直カーソルガジェット | X軸を共有する複数グラフ内のデータポイントのX,Y座標値を読み取り、タグ付けします。 |