「富嶽三十六景」の通称「赤富士」の
フィッティング

富士山の稜線はExponential関数の曲線と一致するというのは有名ですが、富嶽三十六景の「赤富士」で検証してみました。画像データをOriginProに取り込み、Exponential関数でフィッティングします。

赤富士稜線フィッティング

操作概要

  1. まず、画像処理ソフトを用いて「赤富士」の画像から稜線を抜き出し、稜線のみの画像を用意します。
  2. 稜線のみを抜き出す

  3. 稜線のみの画像から、OriginProにデータを取り込みます。
  4. OriginProの「デジタイザ」という機能を用いて画像からデータを取得することができます。

    デジタイザ

    グリッド線を用いて、画像の線からデータポイントを取得します。

    グリッドでデータポイントを取得

    OriginProにデータを取り込むことができました。

    データポイントを取得

  5. 取り込んだデータをExponential関数でフィッティングします。
  6. Exponential関数でフィッティング

    フィット結果

以上となります。

元画像とフィット曲線

デジタイザについて

デジタイザ

グラフの画像データのみが存在し、元のデータが存在しない場合は解析に利用することができません。
そのような場合、OriginProの「デジタイザ」機能を使うと、OriginProにグラフの画像ファイルをインポートし、画像からデータをキャプチャすることができます。
デジタイザの使い方については、以下のページをご覧ください。

テクニカルサポート

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せフォームよりテクニカルサポートまでご連絡ください。

その際、必ず「製品名」「バージョン」「シリアル番号」をご連絡ください。

お問い合わせフォーム

page_top_icon