MAXQDA 24の新機能

 

MAXQDA 24のアップデート、24.6が配信されています。

MAXQDA 24.6の新機能

インターフェースの色設定

新しいインターフェースカラーが選べるようになりました。3種類からお好みの色設定を選べます。

※MAXQDA画面左下の環境設定 > ユーザーインターフェースで設定

インターフェースの色設定

マトリックスブラウザ

コードマトリックスブラウザ、単語マトリックスブラウザ、カテゴリーマトリックスブラウザで、コードの出現率を表示できるようになりました。文書同士の違いがより比較しやすくなりました。

マトリックスブラウザ

AIアシスト

AIアシストリボンメニュー

AIアシストの機能をまとめたリボンメニューができました。
※AIアシスト付きのライセンスをご利用中にのみ表示されます

追加の指示オプション

特定のトピックスや理論的背景などを指示してAIサマリーを作成するためのオプションが追加されました。

追加の指示オプション

パラフレーズの要約

新しく「文書のパラフレーズを要約する」機能が追加されました。ひとつの文書のパラフレーズを、AIが包括的に要約します。

パラフレーズの要約

生成テキストの長さオプション

「コード付きセグメントの要約」「選択したテキストをパラフレーズする」でも、生成するテキストの長さを「長い・標準・短い」から選択できるようになりました。

MAXQDA 24.5の新機能

AIコーディング(ベータ版)

  • テキスト文書に対して既存のコードを割り当てます。
  • 割り当てるコードの定義や、コーディング対象となるテキストの例、無視するフレーズなどを指定できます。
  • 「このセグメントがコーディングされた理由」や「このセグメントから分かること」がセグメントのメモに記録されるため、コーディング結果のチェックに便利です。
AIコーディング(ベータ版)

カラースキームを刷新

図表の配色が、より明るく鮮やかになりました。

カラースキームを刷新

チームクラウドへの招待が簡単に

チームプロジェクトへの招待リンクを作成できるようになりました。まだチームクラウドアカウントを持っていない人を招待するのに便利です。

チームクラウドへの招待

MAXQDA 24.4の新機能

コード付きセグメントの内容についてAIとチャット

MAXQDA 24.3でご好評いただいた「文書の内容についてAIとチャット」が更に進化! コーディングしたテキストデータに対してもAIとチャットできるようになりました。内容をまとめたり、指定したテーマについての洞察を求めたりすることができます。

この機能を使用できる場所:

コードシステムウィンドウ内の単一のコード

コードシステムウィンドウ内の単一のコード

検索済セグメントウィンドウ

検索済セグメントウィンドウ

スマートコーディングツール

スマートコーディングツール

サーベイ・データをカテゴライズする

サーベイ・データをカテゴライズする

AIチャットの記録

過去のチャットにアクセスし、内容の確認や分析の続き、結果の比較ができます。

AIチャットの記録

AIアシストの改良

  • 「文書の内容についてAIとチャット」の対応文字数がこれまでの倍に増え、最大100,000文字を分析できるようになりました。
  • コード付きセグメントの要約の対応文字数が最大120,000文字に増え、より深い分析ができるようになりました。

コードマトリックス・ブラウザの改良

結果をExcel形式でエクスポートする際、行と列を入れ替えるオプションが追加されました。コードマトリックス・ブラウザの柔軟性と使いやすさが向上しました。

コードマトリックス・ブラウザ

MAXQDA文字起こしの改良

  • 2言語での会話を文字起こしできるようになりました。スペイン語と英語の両方が使用されている音声を正確に認識します。
  • タイムスタンプの不一致が無視されるようになりました、タイムスタンプが不一致の場合でも、文字起こしが確実に作成されます。

検索済セグメントウィンドウの改良

ウィンドウ内に「スマートパブリッシャーにエクスポート」ボタンが追加されました。分析結果をレポート形式ですばやく出力できます。

検索済セグメントウィンドウ

MAXQDA 24.3の新機能

文書の内容についてAIとチャット(AIアシスト)

  • 例えば一件のインタビューデータについて、インタビュー内で話題になったことを質問したり、特定のトピックに関する参加者の意見についての洞察を求めたりすることができます。
  • いつでも追加の質問や会話のリセットができます。
  • AIの回答には引用箇所が示され、それをクリックすると元データの該当部分を参照できます。
文書の内容についてAIとチャット

PDFファイルがさらに扱いやすく

  • ページ番号の検出:PDFファイルに記載されているページ番号を検出します。表紙に別の番号が振られているような場合でもそのまま認識されます。セグメントの引用情報には本来のページ番号が表示されます。 ページ番号の検出
  • ヘッダーとフッターを除外:雑誌名、ページ番号、ヘッダータイトルなどの文字を分析から除外します。単語の頻度分析や辞書を使った分析の際に役立ちます。一度除外範囲を設定すると、該当文書の全てのページに適用されます。
  • 「文末のハイフンを無視する」オプション:単語・熟語の途中で改行が行われたときに表示されるハイフンを無視します。スマートコーディングツールや「サーベイ・データをカテゴライズする」機能で適用されます。

文書中のコードをアクティブ化

特定の文書に使用されているコードのみをアクティブ化できるようになりました。文書を右クリックして「この文書に含まれるコードをアクティブ化する」を選択します。
既存機能のコードシステムのコードを右クリックして使用できる「このコードを含む文書をアクティブ化する」とあわせてご利用ください。

文書中のコードをアクティブ化

話者コードの削除

フォーカスグループのコードを話者ごとに一括削除できるようになりました。文書ブラウザの右クリックメニューからご利用いただけます。

フォーカスグループの話者コードを削除

MAXQDA 24.2の新機能

MAXQDA文字起こしの改良

もっと便利に文字起こし! MAXQDAインターフェースの中で文字起こしが完結するようになりました。

文字起こし

MAXQDA 24.1の新機能

AIアシスト

文書を要約

文書を丸ごと要約できるようになりました。文書システムの右クリックメニューからご利用いただけます。外国語の文書を日本語で要約したり、古文を現代語にすることもできます。

文書を要約

文書「十六桜(英語の原文)」のストーリーをAIアシストが日本語で要約

テキストを説明

文書中の単語や短い文章の意味を、AIアシストが解説します。外国語の単語を日本語で説明することもできます。

テキストを説明

「samurai」をAIアシストが日本語で説明

カラーパレット

文書やコードの色設定時に、カラーパレットから選択できる色が増えました。

カラーパレット

MAXQDA 24の新機能

AIの力で質的データ分析を効率化! テキストデータの要約作成やコード・サブコードの提案、音声・動画の自動文字起こしなどの新機能が追加されました。分析を幅広く強力にサポートします!

AIアシスト

AIが自動でテキストの要約作成やコード・サブコードの提案を行います。ChatGPTで有名なOpenAIとのコラボレーションです。分析の効率化・高速化に役立ちます。

無料版 / プレミアム版

無料版:利用制限のある無料版で、どなたでもご利用いただけます。1日に約10ページ分のテキストを分析できます。

プレミアム版:利用制限のない有償版です。

AIアシスト

AIアシストでできること

日本語を含む11言語に対応しています。出力する結果の長さ、言語、形式をカスタマイズできます。

  • 範囲選択したテキストの要約:文書中の任意のテキストの要約を作成し、メモとして保存します。
  • コードの提案:文書中の任意のテキストに対してコードの候補を提案します。
  • サブコードの提案:既存のコードに対して、そのコードが付与されているセグメントの内容を元にサブコードの候補を提案します。
  • コード付きセグメントの要約:任意のコード付きセグメントの要約を作成し、コードコメントとして保存します。
  • コーディング結果の要約:各文書のコーディング結果や各コードのコーディング結果を要約します。

MAXQDA文字起こし

待望の自動文字起こし機能が登場! MAXQDAのWebサイトに音声・動画をアップロードすると、文字起こしされたWordファイルをダウンロードできます。

無料お試し:1人につき60分までの音声・動画ファイルでお試しいただけます。
※60分の音声・動画なら1本まで、30分の音声・動画なら2本まで。

有料版:60分を超える分は追加購入が必要です。

MAXQDAトランスクリプション

MAXQDA文字起こしの特徴

  • 多言語対応:日本語を含む45言語に対応しています。
  • 文字起こしのカスタマイズ:単語、フレーズ、複雑な発音のリストを追加して、文字起こしの品質を高められます。
  • MAXQDAへスムーズにインポート:文字起こしされたWordファイルにはタイムスタンプが含まれ、音声・動画ファイルとリンクさせてMAXQDAへインポートできます。
  • 話者の識別:各話者を識別してタグ付けします。これにより、グループ全体だけでなく、個別の話者ごとの分析も可能になります。
  • GDPRコンプライアンス:アップロードされたファイルは、GDPR(EU一般データ保護規則)に準拠したサーバにのみ保存されます。お客様のデータは音声認識のみに使用され、他の目的で使用されたり、他の人と共有されたりすることはありません。
  • データの削除:アップロードされた音声・動画ファイルは、文字起こし完了後すぐにサーバから削除されます。またお客様が文字起こしされたファイルをダウンロードすると、そのファイルはサーバから自動的に削除されます。

文書や時間を横断してトレンドを探索

コード、単語、カテゴリの生起を可視化します。グラフに表示する要素の変更やフィルタリング、元データの確認などを簡単に行うことができ、インタラクティブにトレンドを探索できます。

コードトレンド

1つの文書に対しては、コードの出現頻度の時間変化を可視化します。複数の文書に対しては、文書間のコードの出現頻度の違いを可視化します。プロットをダブルクリックすると、そのコードが付与されたセグメントの一覧表を確認でき、データを深く掘り下げるのに役立ちます。

コードトレンド

ワードトレンド

旧バージョンMAXQDA 2022では、1つの文書に対してのみ単語の出現頻度を調べることが可能でした。MAXQDA 24では、複数の文書に対して単語の出現頻度の違いを可視化できるようになりました。この機能により、時間の経過に伴う話題や言語ニュアンスの変遷を簡単に調べることができます。

ワードトレンド

カテゴリートレンド

ユーザ定義の辞書(検索単語をカテゴリーごとにまとめたもの)を使用して、各カテゴリーに含まれる単語の出現頻度を調べます。1つの文書または複数の文書に対して実行できます。たとえばこの図のように、徒然草の中に登場する季語(特に動物)の出現頻度の時間変化を調べることができます。

カテゴリートレンド

新しいユーザインターフェース

より使いやすく洗練されたデザインに生まれ変わりました。ダークモード/ライトモードの切り替えも可能です。

GUI

表示ウィンドウの管理

MAXQDAのメイン画面は4つのウィンドウに分かれています。ウィンドウのレイアウトをボタン一つで切り替えできます。また、最小化したウィンドウを再度開く際は、画面下部のステータスバーのアイコンをクリックします。

ステータスバー

フィルタリングした文書とコードに対して素早く操作

「アクティブ化」機能でフィルタリングした文書とコードに対するオプション機能のアイコンが、文書ブラウザウィンドウとコードシステムウィンドウに配置されました。これらのアイコンは文書とコードがアクティブ化されているときのみ表示されます。

アクティブ化

コーディングされたセグメントに対して素早く分析

検索済セグメントウィンドウに新しいアイコンが追加されました。アクティブ化した文書内にある、アクティブ化したコードが付与されたセグメントを検索します。さらに、「コードAがコードBの中にあるセグメントを検索する」といった高度な検索も可能です。

コーディングクエリ

コード、コメント、パラフレーズ、文書に使用できる文字数が増加

ユーザ様からのご要望にお応えして、より多くの文字数に対応しました。

項目 MAXQDA 24での対応文字数 旧バージョンでの対応文字数
コード名 127 63
パラフレーズ 512 256
コメント 512 256
文書名 127 63

新機能・拡張機能一覧

その他にも沢山の新機能や機能拡張が追加されています。

一般

  • 文書システムとコードシステム:アイコンが新しくなりました。文書システムでは新規文書や文書グループの追加が、コードシステムでは新規コードの追加が簡単になりました。 文書システムとコードシステム
  • 内部リンク:文書ブラウザ上でテキストセグメントをコピーすると、その文書の情報も一緒にコピーされます。貼り付けるとダイナミックリンクとして機能します。これにより元データを素早く参照することができ、データの追跡と管理に役立ちます。 内部リンク
  • 検索:文書システム、文書ブラウザ、コードシステム内で直接検索ができるようになりました。検索
  • 一覧表:デザインを一新し、よく使われる機能のアイコンを追加しました。一覧表

文書

  • 文書グループ:文書グループの複製が右クリックメニューに追加されました。文書グループ
  • 文書の色:コードと同様に、文書にも色を設定できるようになりました。文書の特徴や属性を表すのに便利です。

図解ツール

  • コードクラウド:サブコードを集約して計算するオプションが追加されました。
  • コード間関係ブラウザ:アクティブ化されたコード同士の関係を調べる際に、アクティブ化していない親コードが除外されるようになりました。
  • MAXMaps:MAXMaps内の画像は、外部リンクではなく、マップ自体に埋め込まれて保存されるようになりました。MAXMapsのオプション設定で埋め込み画像のサイズを制限できます。
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