AIアシストの使い方

AIが自動でテキストの要約作成やコード・サブコードの提案を行います。分析の効率化・高速化に役立ちます。

※本機能は、MAXQDA 24以降のバージョンでご利用いただけます。

ご利用にあたって事前にお申し込みが必要です。

AIアシストの概要・お申し込み


範囲選択したテキストの要約・新規コード提案・パラフレーズ

  • AIアシストが、選択済みセグメント(文書ブラウザで選択したセグメント)を要約します
  • 選択済みセグメントに対して新しいコードを提案します
  • 選択済みセグメントをAIアシストにパラフレーズさせることができます

選択済みセグメントの要約を作成

  1. 文書ブラウザでセグメントを選択します。右クリックメニューからAI Assist > 選択内容を要約するを選択します。
    選択したテキストの要約を作成
  2. オプションを設定してOKをクリックします。
    選択したテキストの要約を作成
  3. セグメントのメモにAIサマリーが入力されます。
    選択したテキストの要約を作成

新しいコードを提案

  1. テキストを選択して、右クリックメニューからAI Assist > 新規コードを提案するを選択します。
    新しいコードを提案
  2. プライバシーポリシーを確認してOKをクリックします。
  3. AI Assistにより、コードが提案されます。採用したいコードにチェックを入れて、OKをクリックします。
    新しいコードを提案
  4. 選択したコードでコーディングが実行されます。コードの説明は、コードメモに記録されます。
    新しいコードを提案

パラフレーズ

  1. テキストを選択して、右クリックメニューから「AI Assist>選択内容をパラフレーズする」を選択します。
    パラフレーズ
    または、パラフレーズウィンドウを開き「AI Assist」ボタンをクリックします。
    パラフレーズ
  2. プライバシーポリシーを確認してOKをクリックします。
  3. パラフレーズが作成されます。
    パラフレーズ

文書全体を要約

  • テキスト文書全体を要約して文書メモに保存します

例:英語の参考文献のPDFファイルを日本語で要約する

  1. 文書システムで文書を右クリックし、AI Assist: 文書を要約するを選択します。
    文書全体を要約
  2. オプションを設定してOKをクリックします。
    文書全体を要約
  3. 文書メモにAIサマリーが保存されます。
    文書全体を要約

文書のパラフレーズを要約

  • ひとつの文書のパラフレーズを包括的に要約します

  1. あらかじめ文書内にパラフレーズを作成します。
  2. 文書システムで文書を右クリックし、AI Assist: パラフレーズを要約するを選択します。
    文書のパラフレーズを要約
  3. オプションを設定してOKをクリックします。
    文書のパラフレーズを要約
  4. 文書メモ内の文書サマリーとして保存されます。
    文書のパラフレーズを要約

コード付きセグメントを要約

  • 各コード付きセグメントを要約してコメントを作成します

  1. 文書ブラウザウィンドウでコードストライプを右クリックし、メニューからAI Assist: セグメントの要約(コメントとして挿入)を選択します。
    コメントを作成
  2. 要約を文章で記載するか単語リストとして記載するかのオプションを選択して、OKをクリックします。
    コメントを作成
  3. コード付きセグメントの要約がコメントに入力されます。 コメントを作成
    コメントを作成

各コードのコーディング結果を要約

  • 各コードのコーディング結果を要約して、コードサマリーを作成します

  1. コードシステムでコードメモをダブルクリックして開きます。メモが存在しない場合はメモ欄で右クリックして新規作成します。
    コードメモ
  2. コードサマリー欄のAI AssistアイコンAI Assistアイコンをクリックすると文章量のチェックが始まります。文章量が少ない場合は別のコードで試すよう促されます。文章量が十分な場合はAI Assistが起動します。自動要約の言語と長さを設定し、プライバシーポリシーを確認してOKをクリックします。
    コードメモ
  3. 作成された要約がコードサマリー欄に追加されます。
    コードメモ

注:要約作成の際、コード名も考慮されます。例えばハイライトコーディングでコード名が「赤」のようになっていると、適切な要約が作成されない場合があります。

サブコードの候補を提案

  • 各コードのコード付きセグメントの内容に応じて、サブコードを提案します

  1. コードシステムウィンドウでコードを右クリックし、メニューからAI Assist > サブコードを提案するを選択します。
    サブコードを提案
  2. プライバシーポリシーを確認してチェックを入れます。OKをクリックしてAIアシストを実行します。
    サブコードを提案
  3. コードメモに「AIサブコード候補」が作成されます。
    サブコードを提案

複数のセグメントに対して一括操作

  • スマートコーディングツールでAIアシストが利用できます
  • セグメントの要約、サブコードの提案、セグメントの内容についてチャットする機能がご利用いただけます

一覧表の中から選択した複数のセグメントに対して、一括してAIアシストの機能を実行することができます。


  1. コードタブからスマートコーディングツールを開きます。
  2. AI Assistメニューから、使いたい機能を選択します。または、セルを右クリックして「AI Assist:セグメントの要約(コメントとして挿入)」を選択します。
    スマートコーディングツール

各文書のコーディング結果を要約

  • AIアシストが事例ごとにコード付きセグメントを要約して、サマリーを自動生成します

  1. 分析タブのサマリーグリッドを選択します。
    サマリーグリッド
  2. 列方向に文書、行方向にコード名が記載された表が表示されます。コードと文書が交わる箇所にプロットされた四角形をクリックすると、右側の「コード付セグメント」欄にコーディングしたデータが表示されます。
    サマリーグリッド
  3. 「サマリー」欄のAI AssistアイコンAI Assistアイコンをクリックすると文章量のチェックが始まります。文章量が少ない場合は別の文章で試すよう促されます。文章量が十分な場合はAI Assistが起動します。自動要約の言語と長さを設定し、プライバシーポリシーを確認してOKをクリックします。箇条書きオプションも選択できます。
    サマリーグリッド
  4. 作成された要約が「サマリー」欄に追加されます。
    サマリーグリッド

単語の意味を解説

  • 文書中の単語や短い文章の意味をAIアシストが解説します

  1. 文書ブラウザで任意の単語を選択し、右クリックメニューからAI Assist > テキストの選択について説明するを選択します。
    単語の意味を解説
  2. オプションを設定してOKをクリックします。
    単語の意味を解説
  3. 文書内のメモに単語の説明が保存されます。
    単語の意味を解説

文書の内容についてAIとチャット

  • 例えば一件のインタビューデータについて、インタビュー内で話題になったことを質問したり、特定のトピックに関する参加者の意見についての洞察を求めたりすることができます
  • いつでも追加の質問や会話のリセットができます
  • AIの回答には引用箇所が示され、それをクリックすると元データの該当部分を参照できます

  1. 文書システムで任意の文書を選択し、右クリックメニューからAI Assist > この文書についてチャットするを選択します。
    文書の内容についてAIとチャット
  2. チャットウィンドウが開きます。テキストボックスに質問を入力します。Enterキーまたは矢印ボタンを押すと送信されます。回答の作成に少々時間がかかります。
    文書の内容についてAIとチャット
  3. 回答が表示されます。引用箇所の段落番号も記載されており、これをクリックすると元の文章が表示されます。
    文書の内容についてAIとチャット

コード付きセグメントの内容についてAIとチャット

  • コード付きセグメントの内容をまとめたり、指定したテーマについての洞察を求めたりすることができます
  • コードシステム、検索済セグメント、スマートコーディング、サーベイ・データのカテゴライズで使用できます

コードシステム

  1. コードシステムでコードを選択します。右クリックメニューからAI Assist > このコードのコード付セグメントについてチャットするを選択します。
    コードシステムからチャット
  2. チャットウィンドウが開きます。テキストボックスに質問を入力し送信すると、しばらくして回答が表示されます。
    コードシステムからチャット

検索済セグメント

注目する文書とコードをアクティブ化します。検索済セグメントウィンドウのAIアシストアイコンからこれらのセグメントについてチャットするを選択します。

検索済セグメントからチャット

スマートコーディング

  1. メニューのコードタブからスマートコーディングツールを開きます。
  2. メニューからAI Assist > これらのセグメントについてチャットするを選択します。
    スマートコーディングからチャット

サーベイ・データのカテゴライズ

  1. メニューの分析タブからサーベイ・データをカテゴライズするを開きます。
  2. 開いたウィンドウに、使用したいコードをドラッグ&ドロップします。
    サーベイ・データのカテゴライズからチャット
  3. メニューからAI Assist > これらの回答についてチャットするを選択します。
    サーベイ・データのカテゴライズからチャット

AIコーディング

  • テキスト文書に対して既存のコードを割り当てます
  • 割り当てるコードの定義や、コーディング対象となるテキストの例、無視するフレーズなどを指定できます

  1. 文書システムで任意のテキスト文書をダブルクリックします。
  2. 文書ブラウザのAIアシストアイコンからAI Coding (Beta)を選択します。
    AIコーディング
  3. 設定画面が開きます。コード欄にはコードシステムからコードをドラッグ&ドロップします。コードメモ欄にはコードの定義や、コーディング対象となるテキストの例、無視するフレーズなどを指定します。OKをクリックして実行します。
    AIコーディング
  4. AIコーディングの対象と判断された箇所にはAI: (コード名)(文書名)という名前のコードが付けられます。セグメントのメモには「このセグメントがコーディングされた理由」や「このセグメントから分かること」などが記録されます。コーディング結果をよく確認し、必要に応じて修正を行ってください。
    AIコーディング
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