単一ケース（事例）モデル

一事例（ひとつの文書グループ、文書、文書セット、フォーカスグループ）について、コード付きセグメントやサマリーなどを図示します。一事例に対するコーディング結果を俯瞰するのに役立ちます。

icon ニューヨークで行われた生活満足度に関するインタビューで、参加者が何に対してポジティブ・ネガティブな発言をしているのかをまとめます。

作図の手順
オプション

作図の手順

図解ツールタブのMAXMapsを開きます。
開始タブの新たなモデルを作成から単一ケースモデルのいずれかのモデルを選択します。どのモデルでも、事例やコードに紐づくメモをマップに含めることが可能です。

単一ケースモデル（コード付きセグメント）：一事例についてのコードとコード付きセグメントを図示します。

単一ケースモデル（要約）：一事例についての要約（サマリー）を図示します。

単一ケースモデル（パラフレーズ）：一事例についてのパラフレーズを図示します。

単一ケースモデル（フォーカスグループ参加者）：一人のフォーカスグループ参加者についてのコードとコード付きセグメントを図示します。
以降は単一ケースモデル（コード付きセグメント）の例です。一旦MAXQDAのメイン画面に移動し、コードシステムウィンドウで、作図に使用するコードをアクティブ化しておきます。
MAXMaps画面に戻り、画面左側の文書グループ、文書、文書セット、フォーカスグループのいずれかを画面右側にドラッグ＆ドロップします。
モデルの設定画面とプレビューが表示されます。①の設定を行ってから②をクリックします。
各設定の詳細
マップが作成されます。マップ内の各オブジェクトはマウスでつかんで移動できます。マップの編集やエクスポートの方法についてはMAXMapsの基本の作図で紹介しています。
関連ページMAXMapsの基本の作図

ワンポイントアドバイス　文書システムウィンドウから作図

文書システムウィンドウで各事例を右クリックして表示されるメニューの、単一事例モデルからも作図できます。

オプション

: マップに挿入するメモの種類を選択します。

アクティブ状態のみ表示する: 現在アクティブ化されているコードのみをマップに挿入します。
［数値］最頻コード: マップに挿入するコードの数を制限します。コード頻度が高いコードから順に挿入されます。
例：『5最頻コード』に設定すると、コード頻度が高い上位5つのコードがマップに挿入されます。
コードのサイズはコード付きセグメントの数を反映しています: コード頻度によってコードアイコンのサイズを大中小と変化させます。コード頻度が標準偏差の範囲内のものは中サイズ、それよりも高いものは大サイズ、低いものは小サイズで表現されます。
線幅はコード頻度を反映する: コード頻度が高いほど、事例とコードを結ぶ線が太くなります。
コードを～によって配置する［頻度／コードシステム］: コードは3時の方向から時計回りに配置されます。コード頻度が高い順に配置するか、コードシステムの並び順で配置するかを選択します。

最大量［数値］ …によってコード付セグメントを選択する［最も高いウェイトスコア／最大のセグメントサイズ］: コード付きセグメントのウェイトの値の大きさ、またはセグメントサイズの大きさによって、マップに挿入するコード付きセグメントの数を制限します。
ラベルを変更する：［コード付きテキスト／コメント］: コード付きセグメントの内容またはコード付きセグメントのコメントをラベルとして使用します。
シンボルをコード付きイメージに変更する: 画像に対してコーディングを行った場合に、コード付きセグメントを画像で表示します。

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