ここでは使用するユーザ定義フィット関数が作成されている状態から、「数式」と「サンプル曲線」の画像を追加する方法をご紹介していきます。
使用するユーザ定義フィット関数の作成方法については下記ページをご覧ください。
数式の画像作成にはLaTexアプリを使います。Originアプリのインストール方法については下記リンクページをご覧ください。
また、LaTeXアプリの利用にはアプリ自体だけでなく、追加で2つのソフトウェアをインストールする必要があります。追加インストールを行うソフトウェアについてはLaTeXアプリページをご覧ください。
他のユーザとファイルを共有する場合、zipファイル等で他のユーザに渡すこともできますが、Originのパッケージマネージャ機能を使用してzipファイルのように作成したユーザ定義フィット関数と今回の数式やサンプル曲線の画像をopx形式にして1つのパッケージにまとめることができます。opx形式の場合には他のユーザが自分のOriginにドラッグアンドドロップするだけでフィット関数を共有することができます。
opx形式はOriginのテンプレートやXファンクション、LabTalkスクリプトなどのカスタムアプリケーションを配布する際に使われます。
これで作成された".opx"形式のファイルを共有したいユーザに送付し、ユーザがこのファイルをOriginにドラッグアンドドロップすることでフィット関数がインストールされ、使えるようになります。
その他パッケージマネージャの設定項目については下記リンクからOrigin開発元ページをご覧ください。
今回作成した画像とフィット関数のファイルをパッケージにしたものを下記からダウンロードできます。実際に画像が見られることを確認したい場合にはこちらもご利用ください。
zip(35.1KB)
zipファイルにして共有する場合やそれぞれのファイルをそのまま共有する場合は、zip形式に圧縮したあと共有先のPCで解凍し、フィット関数のFDF形式のファイルはOriginにドラッグアンドドロップすることで関数をOriginに認識させて共有することができます。メッセージが表示された場合には「はい」でユーザファイルフォルダにコピーしておくことをおすすめします。
数式とサンプル曲線画像は画像を作成したPCと同様にフィット関数と同じフォルダに置くことで認識されます。
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