Origin 2017 新機能 - 使いやすさの向上 -
Origin 2017では、Originの使いやすさを向上させる大幅な改良が加えられました。
新しいスタートアップダイアログ「Origin Central」
「Origin Central」スタートアップダイアログ
「Origin Central」ダイアログは、日々のグラフ作成や分析業務の入り口として利用出来るだけでなく、Originを初めて使い始める時のガイドとして役立ちます。
このダイアログはOrigin 2017スタートアップ時に開かれ、次の作業を行えます:
- グラフや分析のサンプルを開く
- 操作手順付のOriginサンプルを開き、データを置き換えて利用する
- ニーズに合わせたスタイルで新規のワークブックや行列ブックを開く
- プロジェクト(.opj)、ワークブック/分析テンプレート(.ogw)、ワークブックテンプレート(.otw)、グラフ(.ogg)、グラフテンプレート(.otp)ファイルを開く
- アプリを探す
- チュートリアルやビデオで学ぶ
- 新しいアップデートを取得する
新規ウィンドウの作成
Origin Centralから、次のウィンドウを形式を決めてから新規に作成することが出来ます。
- ワークブック(ワークシート):列数、列の属性、セルの表記法
- 行列:行と列の次数、シート内オブジェクト数、イメージサムネイルの有無
グラフ/分析サンプル、既存プロジェクト、アプリ、ラーニングセンターへのアクセス
作業に必要な情報がこのOrigin Centralに集約されています。様々なサンプル、チュートリアルやビデオを簡単に開くことが出来、初めてOriginを利用する方でも、安心してご利用頂けます。
選びやすい大きな作図アイコン
「作図」メニューの内容が大きなグラフアイコンで表示され、グラフタイプを選択しやすくなりました。
- グラフグループのアイコンにカーソルを合わせると、そのグループに属する全てのグラフタイプが現れます。
- ユーザで定義したテンプレートにも簡単にアクセスできます。
Excelと同じ方式で列を指定
列値の計算をする際、Excelのようなスプレッドシートで使われているセル指定記法が使えるようになりました。
- 列の追加、削除、移動に応じた列ショートネームの自動名前付け
- Originの従来の列の数式記法との互換性維持
- ExcelやGoogleシートなどでよく使われる列やセルの指定方法で指定できます。例えば:
- B, C : B列 とC列
- B1 : B列中の第1セル
- 2!B : シート2中のB列