相関分析

Originの相関分析の機能は、2つのデータセットの類似性を検定するのに使うことができます。統計学的に、2つのデータセットがあまり似ていないが、相関関係がある可能性があります。
Originの相関分析を使用して出力された値が大きい場合には、2つの信号の類似度は高く、小さな場合は、2つの信号はほとんどまたは全く線形関係がないことを意味しています。

相関分析のサンプル

図1の下のグラフには、X範囲が異なっていて、Yの値も非常に異なった2つのデータセットがプロットされています。これらについて、Originの相関分析機能を実行すると上のグラフのような結果が得られます。

相関分析のサンプル

図1

グラフから、値が一番高いのは、X=-43のときであることがわかります。2つのデータセットを並べるには、2つ目のデータセットをピークXの絶対値の分負の方向にシフトするか、1つ目のピークをピークXの絶対値の分正の方向にシフトします。

コヒーレンスダイアログ

図2

 

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