繰り返しのある一元配置/二元配置分散分析

通常の分散分析(一元配置、二元配置)は、正規分布しているサンプルが要求されます。しかし、繰り返し測定の場合サンプルの正規性を満たしていなくても、特別なANOVAを使用できます。繰り返しのあるANOVAは、2つ以上の対応したサンプル平均が等しいかどうかを調べます。

Originでは、一元配置と二元配置の繰り返しのある分散分析機能を使用できます。

※この機能はPro版で使用できます。

  • 入力データはインデックスデータあるいは素データを使用できます。
  • 平均比較には、Tukey, Bonferroni, Dunn-Sidak, Fisher LSD, Scheffe, Dunnett, Holm-Bonferroni, Holm-Sidakを利用できます。
  • Mauchlyの球面性検定が実行され、Greenhouse-Geisser, Huynh-Feldt, 下限の3つの手法を利用できます。

なお、Originの繰り返しのあるANOVAでは、ファクターの各レベルでデータポイントが等しいバランスの取れたデータが要求されます。
下図は、薬の種類と服用量が被験者に有意な影響を与えているか分析するために、繰り返しのある二元配置の分散分析を実行した結果です。

Two Way ANOVA(繰り返しのあるデータ)結果サンプル

 

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