動画作成サンプル2 (LabTalk)

Origin 9以降のバージョンでは、作成したグラフからアニメーションを作成する機能が追加されました。GUIによる作成も可能ですが、ここではLabTalkスクリプトを使用して作成する際のサンプルコードをご紹介します。

グラフプロットの動画

Originで作図した折れ線グラフをのプロットデータを更新していく動画を作成するコードです。サンプルデータをダウンロードして、実際に動作を確認できます。

このサンプルコードでは、次のような動画が作成されます。

  • 動画のファイル形式はAVI
  • 作成した動画はユーザファイルフォルダに保存
  • 動画のファイル名はアクティブなグラフのタイトル
  • データがグラフにプロットされる動画
  • 動画の幅×高さは1024×768
動画再生

※実際にスクリプトを使用する場合、「ウィンドウ」メニューの「コマンドウィンドウ」を選択し、スクリプトを貼り付けてEnterキーを押して実行します。



//グラフ作成
plotxy iy:=[Book1]Sheet1!(1,2) plot:=200 ogl:=<new template>;
//スケール設定
layer.x.from = -11;
layer.x.to = 10;
layer.x.inc = 5;
layer.y.from = -7;
layer.y.to = 8;
layer.y.inc = 2;
//範囲変数を定義
range a1=[Book1]Sheet1!col(1);
range b1=[Book1]Sheet1!col(2);



int codec = vw.FourCC('F','M','P','4');//MPEG4
// ビデオを作成 (ファイル名, コーデック, フレーム毎秒, 幅, 高さ)
string str$ = %y\%H.avi;
int err = vw.Create(%(str$),codec,15,1024,768);

if(0 == err)
{

for(ii=1; ii<=200; ii++)
{

	range aa=[Book1]Sheet2!col(1)[1:$(ii)];
	range bb=[Book1]Sheet2!col(2)[1:$(ii)];

	a1=aa;
	b1=bb;
	// グラフウィンドウが再描画されるまで待機
	sec -p 0.001;
	vw.WriteGraph();
}


}
//ビデオをリリースする
vw.Release();


 

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