関数グラフでカボチャのランタンを描く

SNSに掲載した画像のグラフをご覧になりたい方はこちらからプロジェクトファイルをダウンロードしてご覧ください。Originをお持ちでない方は無料の体験版がありますので、体験版をダウンロード・インストールするとご覧いただけます。

1. メニューの[ファイル]から、[新規作成]>[関数グラフ]>[2Dパラメトリック関数グラフ]を選択し、「2Dパラメトリック関数グラフを作成」ダイアログを開きます。



2. X・Yそれぞれの入力ボックスに関数を入力し、「OK」をクリックします。



3. ワークブックとグラフが出力されます。



4. 出力されたグラフウィンドウがアクティブな状態で、[挿入]>[パラメトリックグラフ]と選択します。



5. グラフに2Dパラメトリック関数グラフのプロットが追加されるので、作図の詳細ダイアログ‐プロット属性の「関数」タブに、別のパーツの関数を入力します

   

   

   [挿入]>[パラメトリックグラフ]でプロットすることを繰り返し、全てのパーツのグラフをそれぞれ作成していきます。

   

※各パーツの関数一覧

・輪郭
X(t)：6*sin(t)
Y(t)：5*cos(t)

・口
X(t)：-3*sin(t)
Y(t)：sin(16*t)-3

・左目
X(t)：-(2.5+(5*cos(t)+2*cos(2*t))*cos(15)/3)
Y(t)：2+(5*sin(t)-2*sin(2*t))*sin(16)/3

・右目
X(t)：2.5+(5*cos(t)+2*cos(2*t))*cos(15)/3
Y(t)：2+(5*sin(t)-2*sin(2*t))*sin(16)/3

・鼻
X(t)：(5*sin(t)-2*sin(2*t))*sin(15)/5
Y(t)：-(5*cos(t)+2*cos(2*t))*cos(15)/5

・ヘタ
X(t)：t-1
Y(t)：6-t^3

・シワ1
X(t)：4*sin(t)
Y(t)：5*cos(t)

・シワ2
X(t)：2*sin(t)
Y(t)：5*cos(t)



6. 輪郭、右目、左目、鼻、口は、図形の内側を色で塗りつぶします。
   作図の詳細ダイアログ‐プロット属性の「グラフの線」タブにて、「曲線以下の塗りつぶし」にチェックを入れ、[両端を結んだ内部領域(内包域)]を選択します。
   塗りつぶしの色は、「パターン」タブで指定します。





7. プロットの前後を入れ替えるには、オブジェクトマネージャでレイヤ内のプロット順をドラッグして入れ替えます。





8. 作図の詳細ダイアログ‐レイヤ属性の「レイヤの大きさ」タブで「軸の長さをリンクするX:Yの比率」にチェックを入れ、値を「1」と設定すると、XとYの軸スケールが同じになります。





9. SNSに掲載した画像のグラフが完成しました。

2Dパラメトリック関数グラフ

「2Dパラメトリック関数グラフを作成」ダイアログにおける設定については下記ページをご覧ください。

2Dパラメトリック関数グラフ（OriginPro開発元ページ）