Originで打ち上げ花火を表現

Originの3Dパラメトリック関数グラフを用いて、打ち上げ花火を表しました。
Originには、3Dパラメトリック関数グラフのいくつかの関数サンプルが用意されています。
今回は、その中から球体を表す関数サンプルを用いて、打ち上げ花火を表します。

打ち上げ花火

花火の形状を作成

  1. メニューの[ファイル]から、[新規作成]>[関数グラフ]>[3Dパラメトリック関数グラフ]を選択し、「3Dパラメトリック関数グラフを作成」ダイアログを開きます。
  2. ダイアログを開く

  3. 右上の横三角ボタンをクリックし、「Sphere (System)」を選択します。
    XYZそれぞれの入力ボックスに関数が入るので、「OK」をクリックします。
  4. 「Sphere (System)」を選択

    行列ウィンドウと3Dグラフが出力されます。

    グラフの出力

  5. 出力されたグラフを曲面図から散布図に変更します。
    グラフをダブルクリックして「作図の詳細」ダイアログを開き、下図のようにプロット属性にて「3D‐行列データの散布図」に変更します。
  6. 散布図に変更

    「適用」や「OK」をクリックすると、グラフが散布図に変更されます。

    散布図

  7. 「作図の詳細」ダイアログのレイヤ属性の軸タブにて、下図のようにグラフの角度を設定できます。下図では、球を真上から見る角度に設定しています。
  8. 角度の設定

    向きを真上に変更

  9. シンボルのサイズの変更、ページの表示色の変更、レイヤの平面を非表示にする、などの編集を行うと、下図のようなグラフとなります。
  10. 花火の形状が完成


    3Dパラメトリック関数グラフ

    「3Dパラメトリック関数グラフを作成」ダイアログにおける設定については下記ページをご覧ください。

動画作成

グラフの変化を見たい場合などでは、Originの機能であるビデオビルダーによる動画作成がおすすめです。
詳しい使い方は下記ページをご覧ください。

テクニカルサポート

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