コード間関係ブラウザ

コード間関係ブラウザは、3通りの方法でコード同士の関係性を調べます。

コード間関係ブラウザ

icon コードの交差: コード「祖父母」と「父母」の両方が付けられたセグメントが5個あることを示しています。


作図の手順

  • 図解ツールタブの「コード間関係ブラウザ」から作図を始めます
  • 分析のタイプには、交差・近接・生起があります
  • 一部のデータのみ分析する場合は、文書やコードをアクティブにします
  1. 図解ツールタブから「コード間関係ブラウザ」を選択します。
    一部のコードのみを分析する場合: コードシステムウィンドウで分析対象をアクティブ化し、「アクティブコード」にチェックを入れます。
    一部の文書内で分析を行う場合: 文書システムウインドウで分析対象をアクティブ化し、「アクティブ化された文書のみ」にチェックを入れます。
  2. 分析のタイプを指定します。

    関連ページ分析のタイプ

  3. コード間関係ブラウザ
  4. 「OK」をクリックすると分析結果が表示されます。

分析のタイプ

  • 交差は、コードaとコードbが重なっているセグメントの数を数えます
  • 近接は、指定した距離内にコードa・bの両方がある場合に、コードa・bの数を数えます
  • 生起は、コードa・bの両方がある文書の数を数えます

セグメント内のコードの交差

コードの交差は、2つのコードが同じセグメントに重なって付けられている数を数えます。

コードの交差

icon コード「友人」と「キャリア」が1回交差しています。

コードの交差 コードの交差

icon 文書A・B・C・Dを対象に赤コードと青コードの交差を解析します。コードの重なりは文書Aに1、文書Bに3、文書Cに1あるので、結果は合計値の「5」になります。

ワンポイントアドバイス

ヒットを文書毎に1回だけ数えるを設定すると、交差を1文書につき1回だけ計数します。文書A・B・Cに交差があるため、結果は「3」になります。


同じ文書内のコードの近接

コードの近接を解析するには、まずコードaとコードbの距離を指定します。指定した距離内にコードa・bの両方がある場合に、コードa・bの数を数えます。
解析対象の文書の段落番号を行番号に設定変更している場合は、段落単位ではなく行単位で解析されます。

コードの近接

icon 4段落から6段落(距離2段落)の範囲内にコード「キャリア」と「友人」の両方が付けられおり、コード「キャリア」と「友人」の総数は3なので、「キャリア」と「友人」の距離2段落での近接は「3」になります。

コードの近接 コードの近接

icon 文書A・B・C・Dを対象に、赤コードと青コードの近接を距離「0」で解析します。距離0段落は、同一段落を意味します。同じ段落に赤コードと青コードの両方が付けられている箇所は、文書Aの1段落目・3段落目、文書Bの1段落目・3段落目、文書Cの2段落目です。これらの範囲で赤コードと青コードの数を数えると11個なので、結果は「11」になります。
距離を「1」にした場合は、文書Dの1~2段落も該当するため、結果は「13」となります。

ワンポイントアドバイス

ヒットを文書毎に1回だけ数えるを設定すると、近接を1文書につき1回だけ計数します。
距離0の場合は文書A・B・Cに近接があるため、結果は「3」になります。
距離1の場合は文書A・B・C・Dに近接があるため、結果は「4」になります。


同じ文書内のコードの生起

2種類のコードの両方が付けられている文書の数を数えます。
コードが存在するかしないかのみで判定するため、コードの量やコードが交差・近接しているかいないかは考慮されません。

コードの生起 コードの生起

icon 文書A・B・C・Dを対象に赤コードと青コードの生起を解析します。赤コードと青コードの両方が付けられている文書はAとCなので、結果は「2」になります。

オプション

  • ツールバーのアイコンでオプションを設定できます
  • icon交点を頻度で表示する: 数値表示に切り替わります
  • iconヒットを文書毎に1回だけ数える: 1つの文書につきコードが1回だけ計数されます
  • icon二進法の表示: 交差・近接・生起がある場合は「1」、ない場合は「0」を表示します
  • icon合計: 合計を表示します
  • iconリフレッシュ: 設定ウィンドウに戻ります
  • iconコードマップ: コードマップが自動作成されます

コードマップ

  • 分析結果からコードマップを自動作成します
  • コードマップはMAXMapsとして保存・編集することができます
  • iconコードマップ: コードマップを開きます

コードマップ

icon 3回以上交差したコード同士が線で結ばれています。

  • iconコードの頻度を表示する: 各コードの数を表示します
  • iconクラスター: 図に表示されているコードをいくつのクラスターに分けるかを設定します
  • icon関係を線として示す: 関係性の強いコード同士を線で結びます
  • icon通常のMAXMapsとして保存する: コードマップをMAXMapに保存します

関連ページコードマップ

ワンポイントアドバイス

保存したMAXMAapsは、図解ツールタブのMAXMapsから開いて編集することができます。

便利なマウス操作

  • 表のプロットからデータの詳細を確認することができます

プロットにマウスカーソルを重ねる

データの概要が表示されます。

プロットをダブルクリックする

検索済みセグメントウィンドウに、該当コードが付与されているセグメントの一覧が表示されます。

コードマトリックス・ブラウザ

プロットを右クリックする

「このクラスター内の文書をアクティブ化する」機能が使える場合があります。


列をドラッグ&ドロップする

コードの並びを入れ替えます。


親コードのiconをクリックして閉じる(コードが階層になっている場合)

親コードで集計した数が表示されます。

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