分析結果をまとめる サマリー

サマリーは、データ(事例)から読み取れることを分析者の言葉で記述し、表形式にまとめる機能です。事例-コードマトリックスやM-GTAの分析シートの作成にもご利用いただけます。是非研究発表にお役立てください。

サマリー

iconコード「キャリア」について、事例ごとに分析結果を研究者の言葉でまとめています。分析したデータは日本語ですが、海外で発表するため、サマリーを英語で記載しています。


サマリーグリッド

  • サマリーグリッドでは、元のデータやメモの内容を確認しながらサマリーを記載することができます
サマリー

サマリーグリッドは、以下の3つの画面で構成されます。

  • 左のウィンドウ:横軸に文書名、縦軸にコード名を記載したサマリーグリッドです。各コードのメモも表示されます。
  • 中央のウィンドウ:コード付きセグメントが表示されます。メモへのリンクをクリックすると、内容を確認できます。
  • 右のウィンドウ:分析者の言葉でサマリーを作成・編集します。

操作方法

  1. 分析タブの「サマリーグリッド」を選択します。
  2. 行に文書、列にコード名が記載された表が表示されます。データ数が多い場合は、「アクティブ化された文書のみ」や「アクティブ化されたコードのみ」のアイコンを使って、データをフィルタリングすることができます。
  3. サマリー
  4. コードと文書が交わる点にプロットされた四角形をクリックします。右の「コード付セグメント」欄に、コーディングしたデータが表示されます。
  5. プロットをダブルクリックすると、文書ブラウザも該当セグメントに移動します。コードメモのアイコンをダブルクリックすると、内容を確認できます。
  6. 右の「サマリー」欄に、自由にテキストを入力することができます。元データやメモの内容を確認しながら、分析者の言葉でサマリーを入力してください。
  7. サマリー
  8. サマリーを記入すると、プロットの背景が緑色になります。

サマリー表

  • 作成したサマリーを文書ごとに表形式にまとめます
  • 文書変数の変数値も表に挿入することができます
  • 文書ブラウザに挿入したり、WordやExcelに出力したりして、研究発表にご活用いただけます
サマリー

操作方法

  1. 分析タブの「サマリー表」を選択します。または、サマリーグリッドの「サマリー表」アイコンをクリックします。
  2. 「新しいサマリー表を作成する」アイコンをクリックします。
  3. サマリー
  4. 「文書とコードを選択してください」タブで、コード名にチェックを入れます。必要に応じて、文書変数として年齢などの量的データを作成し、「変数を選択する」タブでサマリー表に挿入することができます。
  5. サマリー サマリー
  6. 「OK」をクリックすると、サマリーの一覧が作成されます。セルをクリックして、サマリーを編集することもできます。
    サマリー
  7. タイトル行を右クリックして「コード付きセグメントを表示」を選択すると、サマリーの代わりにコード付きセグメントを表示させることができます。
    サマリー
  • iconアイコンをクリックすると、サマリー表の行と列を入れ替えることができます。
  • iconアイコンをクリックすると、サマリー表を文書として文書システムに保存します。
  • Word形式やExcel形式でエクスポートすることもできます。

サマリーエクスプローラー

  • 事例やグループ間でサマリーを比較します
サマリー

操作方法

  1. 「分析」タブの「サマリーエクスプローラー」を選択します。
  2. 列欄に比較したい文書や文書グループ・文書セットを、コード欄にコードを設定し、「OK」をクリックします。
  3. サマリー
  4. 手順2で列欄に設定した文書またはグループ単位でサマリーが検索されます。
  5. サマリー
  6. iconソースを表示するアイコンをクリックすると、出典を表示します。
  7. 出典(青文字のリンク)をクリックすると、当該データのサマリーグリッドが開きます。コード付きセグメントを確認しながらサマリーを編集できます。
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