MAXQDA 12 は機能ごとに以下の4つのエディションに分かれています。
機能比較 | MAXQDA Analytics Pro |
MAXQDA Plus |
MAXQDA Standard |
MAXQDA Base |
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質的テキスト分析 | ||||
質的データ分析 | ||||
量的テキスト分析 | ||||
統計データ分析 |
MAXQDAにテキスト、PDF文書、ノートをインポートします。MAXQDAの全てのコーディング機能を使用して、メモを書き、単語を検索し、内部文書や外部ソースにリンクを張り、重要な研究のステップのログブックを保持します。人口統計データやその他の変数を文書に追加するための基本変数機能が含まれています。コードの頻度やコードの共起を可視化し、グラフやダイアグラムを作成できます。
この機能を利用可能なMAXQDA:MAXQDA Base, MAXQDA Standard, MAXQDA Plus, MAXQDA Analytics Pro
フォーカスグループ、サーベイ、Webページ、事前に構造化された文書、伝記データなど、さらに多くのデータの種類で分析できます。Twitterに直接接続できます。マルチメディアプレーヤーでオーディオとビデオファイルを文字起こし、分析、コーディングできます。マップビューでコードシステムを構築し、再構成できます。コード化されたデータを自分の言葉に要約し、単語の組み合わせとコード化されたデータの高度な検索を使用できます。クロスタブ、ジョイントディスプレイ、相似解析などを含んている混合法のツールボックスが利用可能です。強力なマッピングツールであるMAXMapsを使用して自由にまたは自動的にコンセプトマップを作成できます。プロジェクトデータの要素をチームメンバーと共有し、異なるメンバーが同じデータにコード化した場合には分析と議論を行うことができます。豊富な視覚化オプションを使用して他の人にあなたの調査を提示し、専門のレポート作成者にデータをエクスポートできます。
この機能を利用可能なMAXQDA:MAXQDA Standard, MAXQDA Plus, MAXQDA Analytics Pro
ユーザ定義の辞書を使用してデータで使用されているすべての単語を分析します。MAXQDA Plusを使用すると分析者はプロフェッショナルな辞書ベースの分析や、語彙分析、量的内容分析を行うことができます。
この機能を利用可能なMAXQDA:MAXQDA Plus, MAXQDA Analytics Pro
幅広い統計ツールを使用したり、データを外部のデータセット(Excecl、SPSS)と接続することで質的データで統計的分析を行い、調査結果を評価します。度数表、平均、中央値、標準偏差、平均誤差、信頼区間などを計算できます。クロスタブの分析:カイ二乗、クラマーのV。相関:ピアソンのr、スピアマンのρ 。スケールの分散分析と信頼性解析。インタラクティブな結果表示。
この機能を利用可能なMAXQDA:MAXQDA Analytics Pro
全てのMAXQDA製品は日本語を含めた多言語に対応しています。サポートとアップデートはフリーです。
4製品の機能の詳細な比較は比較表をご覧ください。
MAXQDA 12 の制限・仕様は以下の通りです。
テキストの長さ: | 無制限 ただし1MB以上の大きさのテキストのインポートは推奨しません |
プロジェクト数: | 無制限 |
文書グループの数: | 無制限 |
文書の数: | 99,999 ただし数千の文書で作業する前にパフォーマンスをチェックしてください |
コードの数: | 無制限 ただし数千のコードで作業する前にパフォーマンスをチェックしてください |
コード付きセグメントの数: | 無制限 ただし数千のセグメントで作業する前にパフォーマンスをチェックしてください。 また、200,000以上のコード付きセグメントはMAXQDAの安定動作を保証できませんので注意してください(もし使用しているPCのメモリが4GBより少ない場合はこの数はさらに少なくなります) |
コードシステムの階層: | 最大10 |
数値データ: | 10桁 |
変数の数: | 無制限 ただし250以上は推奨しません |
フォーカスグループはすぐに複数の個人についての知識、解釈と意見を得られる方法として有用です。新しい分析ツールで2人以上の人の声を結合しているデータの資料で作業する際に役立ちます。どの話者が個人の事例として扱うことができるか、ユーザはすぐに各個人もしくはフォーカスグループ全体のためのMAXQDAの検索の強力なスペクトルと、視覚化ツールにアクセスし、確認することができます。
タブを利用することで既に1つ以上の文書での作業が可能ですが、MAXQDA 12では2つ目の文書ウィンドウを開くことができるようになり、2つの文書を左右に並べて閲覧することができるようになりました。これにより文書間でのリンクの作成や要約、レビューの作業が格段に便利になりました。
クリエイティブコーディングはオープンコーディングをサポートし、カテゴリの構築に役立ちます:視覚的にコードとテーマを白紙のカンバスに配置して組み立てます。関連性がドラッグアンドドロップにより簡単に作成でき、最終的な構造はMAXQDAのコードシステム内に変換することができ、そのまま続けて分析に使用できます。
データを1つの言葉に要約する機能はMAXQDAの利点の一つです。新バージョンではこの機能をさらに向上させました。MAXQDA 12では、属性が要約表に表示され、要約を元データと深く結びつけ、素早く読み込んだり、エクスポートして他へ提供したりする機能が追加されました。 新しい「要約の概要」は1つの文書、1つの文書のグループ、1つのコードのすべての要約を表示でき、それと同時に簡単に簡潔なリストでそれらをまとめて表示することができます。
データの相違点を非常に深いレベルで比較・探索します。類似度分析は量的・質的情報のどちらも対象とし、どの文書が最も類似しているか、コード、コードの頻度や統計値を元に分析します。このMAXQDA12の新しい混合法の機能はデータ内のグループやパターンの確認に役立ちます。
Twitterはますます多くの研究者にとって重要なデータソースとなってきてます。 MAXQDA12では、MAXQDAに内蔵されているTwitterの強力で高度なフィルタオプションを使用することでツイートをインポートして研究することができます。著者とハッシュタグで自動的にコーディングするオプションにより時間を節約でき、ソーシャルメディア研究がより進みます。
新しいサーベイのインポート機能ではより柔軟なサーベイデータのインポートが可能になりました。列の名前付けと順序付けや、特殊文字での属性のマーキングを心配する必要はありません。Excelの表を単純にインポートするだけでMAXQDAが後の処理の手助けをします。長期研究のために、データの複数の波を既存の分析に加えることも、より簡単になりました。
MAXQDA 12の新機能により、コードシステムを他へ簡単に提出することができるようになりました。コードシステムとすべての存在しているコードメモを1クリックでコードブックの文書へエクスポートできます。
文書概観表示を使用してコードを可視化し、1つのケースを特徴付けしていますか? MAXQDA 12には新しくビジュアルの検索機能が追加されました。文書概観表示で“clean up”を使用することで、コードの色を適切に整列させることができます。コード付きセグメントを文書概観の中から検索し、コードの色を棒状に積み上げ、どのコードが最もスペースを取っているかを直接確認することができます。
Windows版 | Mac版 | |
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OS | Microsoft Windows 7 Microsoft Windows 8 (8.1) Microsoft Windows 10 |
Mac OS X 10.8 (Mountain Lion) Mac OS X 10.9 (Mavericks) Mac OS X 10.10 (Yosemite) Mac OS X 10.11 (El Capitan) macOS 10.12 (Sierra) |
CPU | 最小:2コア1,3GHz 推奨: 2GHz 以上で2コア以上 |
最小:2コア1,3GHz 推奨: 2GHz 以上で2コア以上 |
RAM | 2GB 以上 | 2GB 以上 |
ディスプレイ | 1.024 x 768 以上 | 1.024 x 768 以上 |
ライセンス認証 | ライセンスのオンライン認証でインターネット接続が必須 ※認証が完了しないと使用できません |
ライセンスのオンライン認証でインターネット接続が必須 ※認証が完了しないと使用できません |
.doc/.docxのインポート | Microsoft Word 2003 以降 (Word 2016 も対応しています) |
条件なし |
Smart Publisherでのエクスポート | Microsoft Word 2003 以降 (Word 2016 も対応しています) |
条件なし |
その他 | 大きなプロジェクトファイルを構築し、メディア系のファイルを多数利用する場合は十分な性能を持ったPCでご利用ください。 |