MAXQDA Analytics Proは統計分析のための幅広い機能を搭載しています。
シームレスに質的データを定量化し、分析のエビデンスを強化します。MAXQDA内で質的データを統計分析したり、ExcelやSPSS形式のデータセットをインポートしたりすることができます。
Statsモジュールを使用して、MAXQDAのプロジェクトで統計計算を実行できます。文書全体のコードの頻度を統計分析したり、統計分析の結果に基づいて新しいデータグループを作成したりすることができます。
データを個別にアクティブ化することによって、分析にデータのすべてを使用するか、特定の文書やコードのみを使用するかを切り替えることができます。
ExcelまたはSPSSデータセットで作業することもできます。
変数やコードの頻度や割合を比較するために、基本的なグラフを作成できます。
頻度の表はインタラクティブで、列や行を削除したり統合したりすると自動的に割合を再計算が行われます。カスタマイズ可能なグラフやダイアグラムを作成して出力したり、レポートやプレゼンテーションに直接貼り付けることができます。
また、平均、標準偏差、分散、四分位数、中央値、範囲を含む記述統計を計算することができます。
MAXQDA Analytics Proには、変数の関連性を調べるための様々な機能が搭載されています。
クロス集計は、統計ソフトウェアなしでは行えない基本的な分析の1つです。カスタマイズが簡単で、統計学者だけではなく、すべての研究者に深い洞察を提供することができます。ハイライトオプションにより結果の解釈が簡単かつ迅速になります。
より高度な分析を行いたい場合は、分散分析(ANOVA)で異なるグループの要因効果を比較することもできます。
相関は、データの関連を調べるための最も基本的な統計的処理のひとつです。
Statsモジュールを使用すると、数回のクリック操作で、一般的に使用される相関係数であるピアソンのrとスピアマンのρを計算することができます。
独自のスケールを作成することは、最も興味関心がある領域を正確に計るのに良い方法です。MAXQDA Analytics proでは、信頼性をチェックするCronbachのAlphaを計算することができます。スケールを新しい変数として保存し、その変数の値の合計や平均を計算することができます。
また、既存の変数から算出される新しい変数を作成したり、既存の変数を再コーディングして新しい変数を作成したりすることができます。
MAXQDAは、質的データ分析の機能はもちろん、統計分析の機能も使いやすさにこだわって設計されています。出力ビュアーは、使いやすさを実現するための機能のひとつです。作業の都度ワンクリックで表やグラフを出力ビュアーにエクスポートし、最後にまとめて出力ビュアーの内容をレポートに出力することができます。