Analytics Proでは、MAXQDA Statsが使用できます。
MAXQDA Statsは「MAXQDA Analytics Pro」を構成するモジュールのひとつです。MAXQDA Statsを単体で購入したり、MAXQDAのシリアル番号でアンロックしたりは出来ません。MAXQDA StatsはMAXQDAのメインリボンメニューのStatsタブから起動します、このタブはMAXQDA Analytics Proのライセンスにも表示されます。
MAXQDA StatsはMAXQDAのプロジェクト(文書変数と文書ごとのコードの頻度)と外部データ(SPSSまたはExcelファイル)のどちらからでも起動できます。開始すると、下記のようなMAXQDA Statsのインターフェースが表示されます。MAXQDA Statsでは次のようなことが可能です。
MAXQDA StatsはMAXQDAプロジェクトのデータを使用することで、文書変数と文書ごとのコードの頻度をStatsの形式に変形できます。分析結果の図表に表示されるセルはドキュメントセットとして保存され、更なる分析を行うことができます。MAQDA Statsを閉じると、追加したり、変更したりした変数はMAQDAプロジェクトファイルに移動されます。
MAXQDA Statsの結果表は動的であり、インタラクティブに編集できます。行と列は削除・統合でき、結果表は自動的に再計算されます。列は削除、非表示、ソートが可能で、さらに結果表に行った変更は元に戻すこともできます。有意な値や外れ値のあるセルをハイライトすることもできます。
この項目はファイルを開いたり、ファイルを新規に作成したり、外部データを保存します。
データエディタ、変数リスト、出力ビューワの表示を切り替えます。
変数を計算・記録する関数を含みます。
頻度テーブルや中央値、平均値、標準偏差などの記述統計を作成します。
クロス表と一元配置分散分析を行います。
相関表の計算を行います。
尺度を作成します。
MAXQDA Statsが起動すると、通常のMAXQDAインターフェースは非表示になります。MAXQDA Statsを終了すると、再度表示されます。
最初の行は、40のコード化されたセグメントと3つのメモを含むドキュメント「ジョージ」に関する情報を表示しています。 18歳の男性で、独身であることを示しています。
最初の4列には、MAXQDAシステム変数「ドキュメントグループ」、「ドキュメント名」、「コード化されたセグメントの数」、および「メモの数」が含まれています。
これらはMAXQDA Statsでは変更できないため、列見出しは黒で表示されます。 変更可能な文書変数は青色で表示されます。
最初の列では、変数に対応して連続した番号が振られています。 データエディタ上で変数は、この番号に対応して左から右に並べられています。 現在のデータセットの変数の数は、ステータスバーの右下に表示されます、ここでは11の変数が登録されていることがわかります。
出力ビューアは2つのセクションに分かれています。左側は、コンテンツに直接ジャンプできるツリーディレクトリです。 右側には、結果の表とグラフが表示されます。ディレクトリツリーのエントリをクリックすると、対応する場所にジャンプし、適切な表またはグラフと対応する見出しが強調表示されます。ここでは、「教育」に関する文書変数の頻度と、「教育」と「性別」の文書変数のクロス表を表示しています。
出力ビューアは、はじめは何も表示されていません。記述統計や集団間比較などの操作を行うと、その結果が表示されます。