データエディタ

このページでは、MAXQDA Statsでのデータエディタを解説しています。


データエディタの概要

MAXQDA Statsのデータエディタは行に観測値を、列に変数を配置して表示します。データエディタは下記のように表示されます。最初の行は、ドキュメント「RESP002」が6つのセグメントされたコードと、0のメモがあることを示しています。さらに、独身者はジョブセキュリティが高く、年齢が70から79歳の愛大であることがわかります。

データエディタ

この例の最初の4列はMAXQDAのシステム変数、ドキュメントグループ、ドキュメントネーム、コード化されたセグメント数およびメモの数が表示されます。これらは、黒で表示され変更できないようになっています、変更可能なユーザには青色で表示されます。
それぞれの列はヘッダを右クリックしてHide columnから非表示にできます。Select columnでは、それぞれまたはすべての列を表示・非表示できます。

ワンポイントアドバイス

列は変数リストに対応しているため、並び替えはできません。

欠損値

MAXQDA Statsはデータエディタ上の空欄をすべて欠損値として認識します。

値ラベルの表示

データエディタの左側にはツールバーがあります。

値ラベルの表示

「値ラベルを表示」で値ラベルが表示されます。この値は変数リストの変数ごとに独自に設定出来ます。ラベルを設定していない場合は、数値がそのまま表示されます。

並び替え、検索およびフィルタリング

データエディタの列ヘッダをクリックして、その列のデータを並び替えます;もう一度クリックすると逆の順番で並び替えができます。

ワンポイントアドバイス

データエディタの左側には、行番号が表示されています。個の数値は固定されていて、変更できません。外部ファイルでは、行固有のIDをあらかじめ割り振ることをお勧めします。

データエディタでは、検索とフィルタリングができます。データエディタ上の検索アイコンをクリックして、検索キーワードを入力して、全ての列のヒット数を表示します。検索対象を1列にのみ限定するには、列ヘッダを右クリックして検索を選択します。
フィルタリング機能も同じように呼び出すことができます:

  1. 列ヘッダを右クリックします。
  2. フィルタを選択します。
  3. ダイアログボックスで、フィルタリング基準を設定してOKをクリックします。
フィルタリング

データエディタ内のフィルタリングした後の観測値の数は、ステータスバーの右下に表示します。ここで表示されている観測値のみが計算されているものです。適用しているフィルタを切り替えるには、データエディタ上のツールバーのフィルタアイコンをクリックします。全てのフィルタを削除するには、アイコンをクリックします。

新しい観測値を挿入する

MAXQDA Project内でMAXQDA Statsを起動すると、新しく観測値を追加することは出来ません、なぜならばプロジェクトへの新しいドキュメント追加と同義だからです。新規に外部ファイルを開いく場合は、状況が異なり、次のように操作してデータを追加できます:

  1. データセットの下までスクロールして移動します。
  2. データエディタの最後には空欄の行があります。いずれかの列に入力することで、この例に行番号が追加され、その下に新しく空白の行が追加されます。

観測値の削除

外部ファイルをMAXQDA Statsで操作しているならば、1つまたは複数の観測値をまとめて削除できます。

  1. データエディタで観測値をマウスでハイライトします。または、Ctrl/Cmdキーで複数の観測値をハイライトします。
  2. ハイライトした領域を右クリックして、選択した観測値の削除を選択します。または、データエディタ上のツールバーにある削除アイコンをクリックします。

データをエクスポートする

データエディタの右上にはMAXQDAのツールバーがあります、ここにはデータをエクスポートする下記のアイコンがあります。

  • Excelの表として開く - このアイコンをクリックすると、現在のデータエディタがExcelファイルとして表示されます。これを保存するには、Excel上で作業する必要があります。MAXQDA Stats上で表示されている値ラベルはExcelでも同様に表示されます。
  • HTMLの表として開く - このアイコンをクリックすると、現在のデータエディタがHTMLファイルとして表示されます。これを保存するには、ウェブブラウザ上で作業する必要があります。MAXQDA Stats上で表示されている値ラベルはHTMLでも同様に表示されます。
  • エクスポート – これを選択すると、ダイアログボックスが開き、ExcelまたはHTMLのフォーマットを選びファイル名、保存場所を選択できます。ファイルはエクスポート後に自動的に開きます。MAXQDA Stats上で表示されている値ラベルは同様に表示されます。
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