概要
特徴一覧
データの情報やソフトの機能のリストとは別に、このページは特におすすめしたいソフトの特徴をスクリーンショット付きで解説します。特徴リストのリンクからそれぞれの特徴を説明しているページをご覧ください。
- (1) 選択肢から値を選ぶだけで検索が可能
:
値のリストから選択、またはヒストグラムの数値範囲から指定します。
また、原子の周囲環境を検索できます。 -
(2) リアルタイムに反映する検索結果の候補(Perpetual restraning):
選択項目を入力した段階で、その条件に合致する結果が表示されます。 -
(3) すべての情報を一望可能:
結果セット(answer set)の履歴、現在の選択項目、エントリレポート、エントリのデータシート、 3D構造画像、粉末回折画像、現在のエントリに該当する距離一覧などを一望できます。 -
(4) エントリレポートの編集が可能:
マッチングエントリの表では列の追加、シフト、移動が可能です。エントリレポートの設定は 後から再度使うために保存できます。 -
(5) 表示内容をカスタマイズできるエントリデータシート:
各エントリごとに表示するエリアの設定、あるいは表示エリアの順序入れ替えができます。 -
(6) 結晶構造の可視化機能:
各エントリの結晶の3D構造画像を回転や変更できます。また、選択した原子の周囲環境(配位多面体) や粉末回折画像もシミュレートできます。 -
(7) 相リストの表示:
同じ相に属するエントリは1行にまとめらます。 -
(8) 化学システム行列(Chemical system matrix)の表示:
現在の結果セット(answer set)内にある全ての化学システムを2D行列または2D立方体のグラフを 表示します。これは、それぞれバイナリ(2元)とターナリ(3元)に利用できます。 -
(9) 半径/体積の図式化:
選択したプロトタイプまたは結果セット(answer set)の原子半径と単位格子対角線図式、 または原子体積と単位格子体積図式を表示します。 -
(10) エントリのDossier(全情報):
すべてのテキスト形式の情報(データシート、距離表など)と画像情報(3D構造画像、 原子の周囲環境、回折画像など)を1つのHTMLドキュメントにまとめます。 -
(11) その他の特徴:
その他の特徴については、こちらをご覧ください。
Pearson's Crystal DataとICSDの比較表
特徴 | Pearson's Crystal Data | ICSD |
---|---|---|
データのカバー範囲 | 包括的な結晶構造データをカバーし、材料科学者向けにPhase diagramや物理特性情報へのリンクも提供 | 無機化合物の解析済み結晶構造 |
分類 | ・ Pearsonシンボル ・ プロトタイプ ・ 標準的なWyckoffシーケンス ・ 特徴的な物質 ・ 構造クラス |
・ Pearson シンボル ・ 標準的なプロトタイプ ・ Wyckoffシーケンス |
評価 | ・ 空間群 ・ Sym. Constraints ADP ・ 原子間距離 |
・ 空間群 ・ 原子間距離 ・ 標準化 |
アクティブリンクの有無 | あり ・ ASM APD ・ Physical Properties Landolt-Börnstein, Springer ・ オリジナルのリファレンス |
なし |