Pearson's Crystal Data の特徴 (9)
半径/体積の図式化
半径/体積図式(radii/volume diagram)は現在の結果セット(answer set)内の特定の格子単位体積と原子半径の相関をグラフ化することで、概要を視覚的に理解できるように作られています。この表示形式は、通常、エントリ内のグループ分けで同じプロトタイプに属するものを見つける場合やこのプロトタイプから大きく外れたエントリを探すのに役立ちます。
次の図は「CsDy[MoO4]2,mP24,13」のエントリプロトタイプの相関図と表を示しています。単位はナノメートルを使用し、平均半径(原子サイズ)をX軸に、格子単位の対角線の長さをY軸に示しています。
そのほかの図式機能としては、単位格子密度と平均原子密度の相関図も作図できます。異なるセットの半径(平均原子半径または体積を計算する時に必要な情報)にもアクセスでき、編集する事ができます。