Surferに最初から用意されているサーバが国外のサーバであり、日本国内のマップが豊富ではない、などの理由でSurferに最初から用意されているサーバのマップでは希望に合わず、他のサーバのマップを利用したい場合には、新たにサーバを追加することが可能です。
対象となるオンラインマップサーバは、地理情報を提供するためのプロトコルとして以下の5つのいずれかを使用しているサーバです。
- WCS(Web Coverage Service)
- WFS(Web Feature Service)
- WMS(Web Map Service)
- OSM(Open Street Maps)
- XYZ Tiles(地図タイル)
サーバを追加するには、
- Download Online Mapsダイアログでサーバを追加したいカテゴリ (US Geological Maps、World Imagery、New Categoryなど) を右クリックし、Add Map Sourceをクリックします。

- Name欄にサーバの名前を入力します。ここではサーバが提供するデータが判別しやすいように、任意の名前を入力して結構です。

- Typeリストからサーバタイプを選択します。

- URL欄に、サーバのURLを入力します。

- XYZ Tilesでは、ズームレベル(Minimum/Maximum Zoom level)を入力します。
地理院タイルであれば、WEBページにズームレベルが記載されていますので、そちらを参考に最小値・最大値を指定します。(例:ベースマップの標準地図の場合、ズームレベルは5~18)

- Validateをクリックし、追加するサーバがSurferに対応しているかテストを行います。

テストが成功した場合、OKをクリックしてソースの追加を完了します。
テストが失敗した場合は、再度情報を編集するか、Cancelをクリックしてサーバの追加を中止します。
テストが失敗する原因として、以下の理由が考えられます。
・URLに入力ミスがある場合
・サーバが実際には選択したサーバタイプではない場合(もしくはSurferが用いるプロトコルに合致しない)
・サーバが機能していない場合