Surfer24の主な新機能

2022年9月にリリースされましたSurferの新バージョンSurfer24の主な新機能をご紹介いたします。

ベースマップ(Base Map)の座標を変換する

ベクトル形式のベースレイヤを、再配置または新しい座標系を割り当ててジオリファレンスGeoreference)します。簡単な算術演算 (加算、減算、乗算、除算、ミラー) を使用するか、3点以上の既知のコントロールポイント(Control Points)を使用してジオリファレンスします。

この機能により、次のことが可能になります。

  • 座標系を、未設定の座標系(そのマップのローカルな座標系)から UTMや緯度/経度(lat/lon)といった座標系に変換します。
  • EMFまたはWMF形式ファイルの座標を、変換またはジオリファレンスします。
  • ベースレイヤを任意の方向にシフトして、他のレイヤと一致させます。(例:レイヤを Y方向に50、X方向に10 シフト)
  • ベースレイヤをインポートした際にページ単位であった場合、実世界の座標系を割り当てます。
  • 生データポイント(Base from Dataレイヤとしてインポートされたデータファイル)を新しい座標に変換します。変換が完了すると、変換されたデータを保存してグリッド化することができます。

    

グリッドエディタでベースレイヤとポストレイヤを表示する

プロットウィンドウからグリッドを編集し、グリッドエディタ(Grid Editor)でグリッドを開くとき、マップ内のすべてのポストまたはベースレイヤもグリッドエディタに表示されます。これにより、前後のマップレイヤの画像、コントロールポイント、ポリゴンまたはポリライン、その他のオブジェクトに関連するグリッドを簡単に編集できます。

例えば、グリッドを編集して、海岸線と土地利用データをグリッドエディタで表示させることができます。また、建物、河川、境界線を表示すれば、グリッドファイルに必要な編集内容を定義および識別するのに役立ちます。

分散ラベル(Disperse Labels)

ポスト(Post)、ベース(Base)、ドリルホール(Drillhole)のレイヤのラベルが重ならないように再配置します。これにより、以下のことが可能になります。

  • 密集したポイントのラベルの重なりを自動的に回避
  • ドリルホールレイヤにボアホールラベルを表示する際、ラベルが重ならないようにスペースを空けます。
  • 井戸(well)のポストマップまたはベースマップを作成し、井戸の名前または揚水率(pumping rates)でラベル付けします。

引出線(leader lines)

ベース(Base)とドリルホール(Drillhole)のレイヤに、ラベルをそれぞれのオブジェクトに接続する引出線(leader lines)が追加されました。ラベルが見やすいようにラベルの位置を編集でき、ラベルがどのオブジェクトを示しているかを把握しやすくなりました。

 

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