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Surferの新機能(2023年)

2023年にリリースされたSurferの主な新機能をご紹介いたします。
メンテナンスご契約中/1年ライセンスご所有の方は、無料で最新バージョンをダウンロードいただけます。

2023年9月 最新バージョンSurfer26がリリースされました!

Surfer26の新機能

3Dグリッドの可視化

画像スライス(Image Slices)

  • 3Dグリッドを任意の角度でスライスし、そのスライス面を画像として視覚化します。
  • スライス画像では任意の色を利用できます。
  • シンプルなスライダーを使用してグリッド内でスライスを移動し、どのように変化するかを確認できます。
画像スライス(Image Slices)

データからスライスを簡単に作成し、スライドバーを使用してモデル内でスライスをインタラクティブに移動できます。

画像スライス(Image Slices)

複数のスライス画像を作成して、測量線に沿って、または特定の方向にデータがどのように変化するかを表現できます。

平面での切り取り(Clipping Plane)

  • 任意の平面でデータを切り取ることができます。
  • 任意の角度を指定したり、特定のX、Y、Z値の上/下で領域を切り取ったりすることができます。
平面での切り取り(Clipping Plane)

データを切り取ることで、モデルの内部を観察できます。

3D View表示

3Dエクスポートがこれまでよりも強化されました。

  • グリッド線、軸、軸タイトルが3D PDFおよびVRML形式としてエクスポートできるようになりました。
  • 3D PDFファイルとしてエクスポートすると、オブジェクトはSurfer上のContentsウィンドウと同様にモデルツリー内にグループ分けされます。これにより、モデルの各構成要素を自由に表示/非表示にすることができ、同僚やクライアントなどへ非常に簡単に説明・共有ができるようになりました。
3D View表示

Surferの3Dビュー(3D View)からエクスポートされた3D PDFを開くと、モデルのすべての構成要素がモデルツリーに論理的にグループ分けされており、簡単に表示/非表示を切り替えることができます。

3D Viewのユーザーインターフェース

3Dビュー(3D View)の操作感が向上しました。

  • 新しいコンテキストメニューを使用すると、最も頻繁に使用するコマンドをより簡単に見つけることができます。
  • モデルを希望通りに作成したら、Vertical Exaggeration過高感垂直誇張)の自動調整をオフにして、モデルが常に希望通りになるようにします。
3D Viewのユーザーインターフェース

項目を右クリックして新しいコンテキストメニューを開くと、必要なコマンドを簡単に見つけることができます。

ドリルホールレイヤ

Surferのドリルホールデータの操作が非常に強力になりました。

TVD計算法の変換(True Vertical Depth)

ずれているドリルホールも問題なく処理できます。

5種類の計算法から1つを選択して、ドリルホールに沿った真の垂直深度(True Vertical Depth)を決定し、最も正確なドリルホールパスを作成できます。新しいパスは2Dプロットビューと3Dビューの両方に表示されます。

TVD計算法の変換(True Vertical Depth)

5種類のTVD計算法から1つを選択して、ドリルホールデータのTrue Vertical Depthを計算し、マップ上および3D ビューに表示されるドリルホールのパスが調整できます。

データの保存

すべてのドリルホールデータをDrillhole Managerにインポートし、様々なファイル形式で保存できます。これにより、すべてのデータを単一のファイルにまとめることができ、バックアップや、同僚との共有に役立ちます。

  • テーブルをデータファイルに保存する、複数のテーブルを単一のExcelワークブックに保存する、間隔やポイントのデータをXYZCデータファイルに保存する、といったことが可能です。
  • Surferは、XYZCファイルからドリルホールデータをグリッディングし、3Dグリッドを作成することができます。
  • ドリルホールとそこに含まれるデータを、完全にレンダリングされたボリュームとして一度に視覚化することができます。
データの保存

Drillhole Managerからデータを直接保存し、それをグリッド化して3D グリッドを作成します。

データの保存

ドリルホールデータをインポートし、3Dで視覚化します。

データの保存

3D グリッドをモデルに再度追加して、補間されたデータを表示します。

Surfer25の新機能

XYZCデータのグリッディング・マッピング・視覚化

3D XYZC データ (位置データXYZと変数C)をグリッド化し、VTK形式で3Dグリッドに保存できるようになりました。

  • 3Dグリッドからマップを作成し、2Dマップに表示されるスライス値を調整します。
  • さらに、3Dビュー(3D View)で3Dグリッド全体をボリュームレンダリングとして視覚化します。
  • 特定のC値をサーフェスマップとした等値面とカラースケールを追加します。
XYZCデータのグリッディング、マッピング、視覚化

利用例:地下土壌や地下水の汚染濃度、鉱化作用の濃度、地震屈折速度、温度分布、溶存酸素濃度(DO)などの3Dデータを補間して視覚化

XYZCデータを補間した3Dグリッド

位置データ(XYZデータ)、またはXYZCデータから3Dグリッドを補間できるようになりました。

  • 補間した結果をVTK形式で3Dグリッドとして保存します。
  • グリッドの作成方法は、3種類から選択できます。
XYZCデータを補間して3Dグリッドを作成する

XYZCデータをグリッド化して3Dグリッドを作成する設定画面

3Dグリッドから2Dマップを作成

3Dグリッドを作成することで、深度/標高によってマップがどのように変化するかをすぐに確認できるようになりました。

3Dグリッドをスライスした2Dマップを作成し、スライダーを使用してスライスを上下に移動します。スライダーを動かすと、マップがすぐに更新されます。

たとえば、GPRデータの3Dグリッドからコンターマップを作成し、スライダーを動かして、GPRデータ (およびコンター) がグリッドファイル内で深度とともにどのように変化するかを確認できます。

  • 3Dグリッドは、Surferまたは別のソフトウェアでXYZCデータをグリッド化することによって作成できます。
  • VTK形式やHDF形式の3Dグリッドデータをサポートしています。
3Dグリッドから2Dマップを作成

3Dグリッドを2Dマップとして表示し、スライダーを使用してスライス値を調整します

3Dビューの3Dグリッドの新しいオプション

ボリュームレンダー

3Dグリッドを3Dボリュームとして視覚化し、色と透過率を自由に設定することで、3D データの全体像を把握できます。

3Dビューで3Dグリッドをボリュームレンダーとして視覚化

作図例:汚染物質濃度(C値)を色で表現

等値面

3Dグリッドを等値面(isosurfaces)として視覚化することができます。等値面を見ると、特定のC値が3Dグリッド内のどこにあるか視覚的に把握できます。

例えば、噴煙の範囲や鉱化作用のカットオフなどの特定領域を分かりやすく表現できます。

3Dグリッドを等値面として視覚化

作図例:特異値のサーフェスを視覚化

座標系の変更

座標系の変更後も、マップの範囲とサイズが保持されるようになりました。

座標系の変更後もマップの範囲とサイズを保持

マップの範囲を指定し、サイズを任意のスケールに設定してからマップの座標系を変更します。すると、マップの範囲とサイズも変換されます。

ラベルアンカーの移動

ベースレイヤのラベルアンカーを、自在に移動できるようになりました。

ラベル付けするオブジェクトに、引出線(leader lines)付きのベースラベルを作成します。引出線が理想的な位置にない場合は、アンカーポイントを動かして引き出し線を移動させることができます。

ベクターベースレイヤのラベルアンカーを移動

各州の中央から引き出し線が出るようにラベルアンカーを編集

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